3月3日と5月5日は「ザ・差別」ではないのか | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

今朝、新聞を開いたら五月人形のチラシが入っていた。

昨日、ひなまつりが終わったばっかりなのに、もう五月人形。商魂たくましい、というか、ま、世の中こういうものだろう、というか。

 

ひな人形、五月人形つながりで、ふと、気がついた。

これってもしかしたら、ある意味「差別」とも言えるんじゃないか、と。

3月3日は女の子のための節句。なぜ、女の子だけ特別なのか。

いや、ちょっと待て。5月5日があるではないか。でも5月5日は、「こどもの日」だ。名称から判断すれば、男の子も女の子も関係ないはずだ。

しかし五月人形は、どうにも男の子のためっぽいな。それを糊塗するためにわざわざ「こどもの…」とネーミングしたのではないだろうか。

でも今は、さらにややこしくなっている。あの五月人形を見て男の子と決めてかかることすら、差別だと言われそうだ。それ以前に、男の子・女の子という分け方すら問題視されるかもしれない。

 

それにしてもひなまつりのあの歌「あかりをつけましょぼんぼりに……」は短調で、なんとも哀切きわまる曲なのに対し、こいのぼりの曲「甍の波と雲の波……」は威風堂々とした力強い曲。

曲調が真逆。

そういえば、「金襴緞子の帯締めながら……」も、悲しげな曲調だよなあ。

 

男の子関係の曲は明るく楽しく、女の子関係の曲は切なげで哀しげだし。

5月5日が「こどもの日」なら、3月3日が存在する必要はないし。

 

…なんて、細かいことにこだわってないで、3月も5月も、子どもたち万歳!で、大人も子どもも楽しめばいいじゃん。

 

などと思ってみたり、

 

…いやいや、こういうところから一つ一つ是正していくべきだ。

 

などとも思ってみたり。

 

もちろん、「うれしいひなまつり」と「鯉のぼり」の曲の優劣の話では全くない。試しに「あかりをつけましょぼんぼりに……」を長調に、「甍の波と雲の波……」を短調にを変換して歌ってみると、どちらも全くマヌケた感じの曲になる。どう考えても、本来の調の方がいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

あのころは 内裏も雛も いた我が家

鞠子

 

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