図らずも「絶句シリーズ」が3日も続いてしまった。
選挙の何に絶句したか、と言えば、このあたりで立候補した人々、それも、当選しないことが確実な人々の多くが、私と「同じ年」もしくは「ほぼ同じ年」だったことだ。
この年になって、勝てぬとわかっている勝負でも出るんだと思うそのモチベーション。
負けた後、また新しい苦難に立ち向かわねばならぬことを承知で立候補する気概。
選挙運動にかけまわる候補者の映像を見て、絶句してしまった。
…こういうパワフルな同年代の方が多いのか?
ダメだ、私には、全然ない。ないどころか、もうめんどうでたまらない。
立憲民主党の政見放送を見た。
蓮舫氏と田名部匡代氏の対話スタイルでなされていた。
間違いなく、蓮舫氏の声がかれている。
選挙運動で絶叫しているからに違いない。
私もかつては声を張り上げたり、飲み会の席で大声でしゃべったりすると、たちまち蓮舫氏状態になっていた。で、ひとたびそうなると、なかなか元に戻らない。ところが合唱団の先生に指導を受けている間に、過重に負担をかけない話し方、歌い方がなんとなく体感でき、風邪をひいたりでもしない限り、声がかれるということはほぼほぼなくなった。
蓮舫氏もそうだが、スイミングでアクアビクスを指導しているインストラクターさんも、いっつも荒れ声で、聞くたびノドがムズムズしてしまう。
蓮舫氏、キャスターなんかもやっていたわけで、ボイストレーニングなんかも受けて、普通の人よりノドに負担のかけない声の出し方を習得していると思うのだが、それでもこの荒れよう。
絶句するよりなかった。
で、選挙結果もあんなんで、なんとも気の毒で、ますます絶句。
かすれ声 痛々しくて 絶句する
鞠子