なにげに『夜のヒットスタジオ』を観た。
今から40年前放送? 50年前放送? いずれにしてもなんと懐っつかしい番組か。
観たときは
○郷ひろみ
○小柳ルミ子
○荒木由美子
○清水由貴子
○沢田研二
○河島英五
○矢吹健
○しばたはつみ
…が出演していた(←他にもいたかもしれない)。
なにげに画面に映っただけだったのだが、そのうちガン観してしまった。
みんな歌が「うまい」のである。
いや、「うまい」というより、いかにも「それぞれのキャラ」や「それぞれの声質」に合致した曲を歌っている、といった方が正しいかな。
ジャンルとか全然違うんだけど、どの曲もちゃんと聴けるし、観ていても楽しい。
なにより、どのジャンルであっても、何を歌っているのか、日本語がはっきり聞き取れる。
言葉のイントネーションを無視した音程やリズムが全くない。
だから、観ていて心地よい。
昔の歌謡曲はよく覚えている、というのは、ひとえに私の加齢のせいだと思っていたが、曲がすんなり入ってくるからという理由もあるのではないだろうか。
今、若い人たちが観&聴いたら、たいくつなのんだろうな、こういう曲は。
でも40年後、50年後に「今、流行っている曲」をみんな、覚えているんだろうか。
いつまでも 心に残る 音の次
鞠子