[素朴な感想partⅠ―スガ首相関係]
「新型コロナ対応で一番大変な時期に総理をやられ、気の毒な面もある。残された任期を精いっぱいやってほしい」(金子俊平衆院議員のコメント)
感想:コロナ対応をしなければならないことをわかっていて総理になったのだから、このコメントは腑に落ちない。だったら初めから総理にならなければいいだけのこと。
「コロナ対策と総裁選の選挙活動には莫大なエネルギーが必要であり、両立できない」(ご本人談)
感想:この発言を信じれば、総裁選に出馬する人たちは「コロナ対策」か「選挙活動」のどちらかしかできないということであり、どうひいき目に見ても「選挙活動」しかしないと思える。
「コロナ感染防止に専念したいと判断した」「気力を失いました」(ご本人談)
感想:党内が総裁選一色になり、コロナ感染防止に専念するのは「スガ氏たった一人」。正直、みなさんの本音は「スガ氏にはもう用はない」であり、いくらスガ氏がコロナ防止に専念したとしても、誰もついてこない。
…という以前に、気力を失っちゃったなら、専念発言も、もはや全然期待できないな。
「政党って、血も涙もない怖い組織」(鞠子談)
感想:「スガ氏にはもう用はない」様相が、ありありと見える。昨日まで、あんなに「スガ氏を中心に」という格好を保ってきたのに、「辞めます」の一言で完全に手のひらを返せる手首の柔軟性には全く驚き。
野党は、昨日までスガ首相を辞めろ!辞めろ!とメッタ打ちしてきたのに、スガ氏が辞め、強力なトップが出てきたりすると、自分の党が勝てなくなるため、本音はおそらく「スガ氏、辞めるな」
政党って血も涙もないなあ。
「自民党内、どうでもいいからさあ、医療体制、なんとかして」(鞠子談)
感想;身内のゴタゴタはどうでもいいから、自宅で苦しむ感染者、休みもとれない医療従事者、その余波で治療できない重篤な病者、何とかして。
私もできるだけの感染対策はするけど、「ノドが痛くなったら(←持病)すぐ耳鼻咽喉科に行ける」「腰痛・足痛の際(←よくある)、普通に接骨院に行ける」ようにして。
「でもちょっとかわいそうな気もする」(鞠子談)
感想:かくいう私は政党とは逆で、昨日までスガ首相のことあれこれ言ってきたのに、こうなってみると、なんかかわいそうな気がする。
([素朴な感想]明日に続く)
サミットの 集合写真 物悲し
鞠子