ゴミ箱にむき出しのまま捨てられていた使用済みマスク | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

職場の給湯室のゴミ箱に、使用済みの不織布マスクがむき出しで捨ててあった。

 

うちの職場、マスクは持ち帰る規則なのである。だがしかし、不織布マスクを使っているのは私ともう一人しかおらず、ソヤツが捨てるとは思えない。となると、昨日、打ちあわせに来た客の誰かが捨てていったことになる。もちろん、客様とて例外でなく、マスクは持ち帰ってもらう決まりだ。「マスク・ペットボトルはお持ち帰りください」とデカデカ表示してある。

 

それなのに… 不謹慎なヤカラは一体誰だ!

 

昨日の打ち合わせ担当だったスタッフに聞いたら、ソヤツ、なにげに恐ろしいことを言い放った。

 

「そのマスク、駐車場に落っとった」

 

なに? なんですと? 駐車場に落っとった? つまり、誰が使ったかわからんマスクを? 素手で持ち上げた? それを職場内に持ち込んだ? で、給湯室のゴミ箱にポイ捨てした?

 

ゾッとした。

このマスクがゴミ箱に入るまでの一連の流れもイヤだが、そのあとのスタッフの行動を浮かべると、ものすごく不快な気分になった。

このスタッフ、とにかく手を洗わない。手を洗う習慣がない。そのくせ、紙をめくるときに指をなめる癖がハンパない。

 

コロナ問題が勃発したとき、使用済みマスクやペットボトルの件だけでなく、「職場に入るたびに手指を洗うか消毒する」とか「当番以外は、在宅でできる仕事は在宅でする」とか、さまざま約束事を決めたのである。でも、誰も守らない。手洗いなんて、私以外、誰もしていない。

電話に出るときに限ってマスクをずらすヤツやら、会議中、ずっとマスクの表面を触っているヤツもいる。

コロナに対する考え方が十人十色であることは十分理解できるし、決して自分の価値観を押しつけてはいけないと常々言い聞かせているけれど、正直、これらの行動、見ているだけで不快になる。

 

決めたことは守るのが当然だし、その決めたことが時流に合わなくなったら、話し合って改正していくべきだし、それが「他人の集まる場」の最低限のルールじゃないのか。

 

ん? で、そのマスク、どうしたかって?

 

給湯室のゴミ箱はゴミ袋がかぶせてあり、中にはマスク以外、ほんのちょっぴりゴミが入っている状態だった。

プラゴミ削減が叫ばれるこのご時世、もったいないとは思ったが背に腹はかえられず、ゴミ袋の口をしばり、新しいゴミ袋の中に入れた。

もちろん、そのあと念入りにハンドソープで手を洗ったが、気持ちの悪さはなくならなかった。

 

 

 

 

 

 

人の手を 頼ってみたり 恐れたり

鞠子

 

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