帰省でもめる | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

他県で私たちと同じ仕事をしている職場のリーダーがため息をついていた。

今、職場内の雰囲気がものすごく悪いらしい。

 

その原因は「帰省」。

 

スタッフ数もほぼ同じなのだが、うちと違うのは、そこはほとんどの人が帰省先を持っており、このお盆休み、「帰省する派」と「帰省しない派」の真っ二つに分かれてしまったのだそうだ。

「帰省する派」からすれば、「去年も帰っていない」「今回を逃すと、もう祖父母に会えないかもしれない」「オリンピックだって開催してんだから、帰ったっていいだろ」。

「帰省しない派」に言わせれば、「帰省したら、自分も親も危険なだけ」「戻ってきてから職場に迷惑をかけることもあり得る」「今はまだ、やっぱり行くべきではない」。

そして「帰省する派」VS「帰省しない派」でピリピリしている、という。

 

両派とも主張はよくわかるけど、なにより、こんなことで敵対しなきゃいけないのがつらいよね。

 

私の職場は、一人だけ、帰省先がある。

今年は家族で帰省する、と聞いた。

彼が考え、彼が決断し、その結果、彼や彼の周囲やうちの職場で感染が広がるという最悪のパターンになったとしても、それはやむを得ないことなのだ。彼を責めることではない。同様に、彼以外の誰か、もちろん私も含め、どこかで感染してクラスターが発生したとしても、責められることではない。もちろん、できる限りの対策は施すという前提で。

 

ただ、彼が帰省する、と聞いた時には、正直、えっ!、と思った。彼の帰省先は、今、まん防が発出されている。私なら、間違いなく帰らない。それが私の決断。だが、それを口に出すべきではない。

 

他県の職場はそれぞれの主張が表面化しているだけで、うちの職場だって根本的には変わらないのだ。

本当に、こんなことで心患うの、しんどくてたまらなくなってきた。

 

 

 

 

 

帰る先 持たないしあわせ ふしあわせ

鞠子 

 

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