ナミダのクッキングNo.2939 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

今日、ちょっぴり悲しかったこと…

先週末、バーゲンに行った。

このブログにも何度か書いたと思うが、普段は小売りをしていないレディスメーカーで、繊維団地の中に社屋がある。そして何年か前、道を挟んだ目の前の紳士服メーカーの子会社となり、同日にバーゲンが行われるようになった。

今ではどちらからも招待ハガキが届く。

紳士服メーカーにも、ほんの一角のみ、レディス商品がある。ただ、いわゆるリクルートスーツが主で、私には必要のないアイテムなのだが。

 

今回も、まずレディスメーカーの方に行った。

受付に男性スタッフがいて、手の消毒をさせられ、検温もされた。前回、来たときより、対策が厳重になっている。だがしかし、店内に客は私しかおらず、スタッフの方が多い。

そんななか、物色するのは気が引ける。

ましてや試着はもっと気が引ける。

幸い、気に入ったものがなかったので、ものすごく気まずい思いをしつつ、外に出た。

 

紳士服メーカーには用はない。

だがしかし、ここ、中に入りさえすれば何も買わなくても、ボックスティッシュ5箱セット、もらえるのだ。

一瞬迷ったが、「何も悪いことをしているわけではない」と開き直り、社屋に入った。

受付に女性スタッフがいて、再び手の消毒をさせられ、検温もされた。

アリバイ作りにレディスコーナーに行ってみた。『WORLD』ブランドのコートが3,300円で売っていて、ちょっと惹かれた。たぶん去年の型なんだろうと思うが、オーソドックスなタイプだし生地もよさそう。

だがこのコロナ禍、もはや着て行くところがない。

買うの、止めた。

そして、ボックスティッシュ5箱、もらった。

 

つまり、何一つ買わなかったのである。

それなのに、手の消毒2回・検温2回・人手2人分とボックスティッシュ5箱。

さすがに気が引けた。Go Toなんとかを非難する資格などない気がした。