ナミダのクッキングNo.2847 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

枝豆、インゲン、十六ささげ、さやえんどう…こういう緑の豆に目がない私。

なかでも最近、特にお気に入りなのはスナップエンドウ。

軽くゆでるだけ。マヨネーズもドレッシングも必要ないほど、スナップエンドウ大好物なのである。

 

それなのに、これは気がつかなかった。

豆がさやの中にできるものは、さやを割ったとき、豆は両方のさやに「交互についている」こと。

そうそう、「豆のソーシャルディスタンス」みたいな。

 

その理由も、全くすごい。

 

もし片方のさやだけにすべての豆がついていたら、さやがはじけて2つに割れて土に落ちたとき、豆が1か所にかたまってしまう可能性が高くなる。ところがさやの両方についていることで広範囲に散らばり、発芽するのに都合がよいから、なんだそうだ。

さやの両側につくことで、一さやにできる豆の数は減るが、子孫を残すには効率的だ。

 

なんてうまくできているんだろう。めっちゃ、面白くない?

 

豆の種類によってはさやごと落ちるものもあるそうで、そのさやの中はさて、いかなる状態に?

 

しかし、しょっちゅう見ている「豆」でさえ、その不思議に全く気づかないんだもんなあ。

なんとも情けない限り。