今、どうしているか知らないけれど、一時期、大食いをネタにしたギャル曽根というタレントがいたでしょう。
私、大食いって、見るのすら嫌。
幼いころから頻繁に、食べ過ぎで具合が悪くなった。今も、特に夜、食べ過ぎたり食べ慣れないものを食べると、かなりの割合で体調を崩す。だから、大食いを見るのがだめなんだろうと思う。
ところが…
昨今のコロナ禍、窮地に陥っている外食産業を助けようという思いも手伝ってか、自身の大食い動画をネットで配信しているという地元民が現れた。いずれはこの地を「大食いの聖地にしたい」とまでおっしゃっている。
この方曰く、大食いはトレーニングが大切であり、コツがある、とのこと。それは、
〇水10リットル、夕食4キロを日課とし、胃袋を大きくする。
〇味わってはいけない。飲み込むように食べる。
…この段階で、ゲンナリした。
さらに吐きそうになったのは、
〇食費を抑えるため、夕食は自宅で米10合と卵20個を混ぜた卵かけご飯の日が多い。
実は私、生卵が食べられない。もちろん、ご飯にかけたって食べられない。火を入れた状態のものでも、1日1個以上は食べないことにしている。
現実として、「食費を抑えなければならない」ことはわかるが、そこまでして大食いしなければならない意味がわからない。
そういう食べ方で大量に食することが、本当に飲食店を助けることになるのか。
少なくとも私は、この人が大食いした店(つまり、大量であることがウリということになる)には、絶対行かない。