今日は在宅勤務につき、昼中、衆院予算委員会中継を観た。
テーマはもちろん「新型コロナウイルス参考人質疑」ということで、参考人として登場したのは
〇尾身茂氏(新型インフルエンザ等対策有識者会議基本的対処方針等諮問委員会 会長)
〇脇田隆宇氏(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 座長)
〇竹森俊平氏(慶応義塾大学経済学部 教授)
氏名も肩書きも完全なるコピペだが、尾身・脇田両氏は医学畑の研究者、竹森氏は経済畑の研究者であることを、後で調べて知った。
ただし、尾身氏と脇田氏の役割の違いはよくわからない。
組織形態は、いったいどうなっているのか?
尾身氏はしょっちゅうテレビで見かけるが、脇田・竹森両氏については、私は初めて見た。
対する質問者は5名。
こういうの、ゆっくりガン観したのは、実は初めて。
で、すごく気になったこと3点。
ひとつ目。
質問者はひとり当たりの持ち時間が当然限られている。それなのに、どなたも「前段」が長いのだ。参考人への謝礼、最前線で命を張っている医療関係者への謝礼、療養中の患者への励まし、亡くなった方への弔意。
そのくせ最後の方になると、決まって「もう時間がないのですが」、と言う。
気持ちはわかるが、こういう事態において、全員が全員、「前段」のために限られた時間を費やすのはマイナスだ、と思った。
ふたつ目。
今回は「質疑」なのだ。質問者は「質問」に集中すべきではないのか。特に、一番最初にマイクの前に立った自民党の議員、謝礼・励まし・弔意に続いて延々状況説明をしているごとくで、最後の最後まで「質問」が出てこなかった。これも時間をムダにしている。
みっつ目。
参考人に対しても、質問者に対しても名前に「先生」をつけて呼び合うのは、なんか違和感、ある。議長は「君」付けだし。みんな「さん」付けではだめなのか。
で、観た結果、私の結論は、
「薄氷を踏む思いでゆるゆる緩めていくしかない」。想定の範囲内。
それと、
議場内って完全に「3密」。全員、マスクをしているし、さすがにあごマスクの人もいないようだけど、誰だか、結構長い時間、やたらとむせている人がいて、ハラハラしてしまった。