ナミダのクッキングNo.2397 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

昨日、「ネイルアーティストKさん・疑わし」なるブログを書いたが、今日もそれ関連で。
ときどきランチで利用するお気に入りのレストランが、なんとなく「疑わしく思えてきた」のである。

この店、野菜のバイキングが豊富で、ベジタリアン寄り鞠子としては、たいへんうれしい。加えて、料理の味付けが薄めで、完全に私好みなのだ。スタッフも感じのいい人ばかりで、雰囲気もよい。

ところで、
ついこの前、ここを利用した際、私、手が滑って「取り分けたサラダをぶちまける」というミスをやらかしてしまった。
一瞬、凍りついたが、さすが訓練されたスタッフたち、まず「ケガはないか・やけどはないか」(←近くにスープがあったから)、そして「服が汚れなかったか」と聞いてきた。
幸い、私に被害はなし。皿も割れなかった。
そうわかったら、速攻で床やその付近の台を掃除してくれた。

それだけでなく…
ぶちまけた中身に「コーンがたくさんあった」ことを察知し、別スタッフが、コーンをボウルにとってわざわざ持ってきてくれた。

・・・すごい、このサービス精神。
バイキングだから、私があらためて取りにいけばいいのだが、わざわざ気を遣って持ってくるとは…

それだけではない。
パンも食べ放題で、自分でオーブントースターに入れて焼くことができる。
ここでも私、やらかした。
「焼き過ぎ」でしまったのである。だが、食べられないほどではない。
本心は、「しまった!これは食べたくないな」、だったが、サラダぶちまけ事件があったばかりで残すのは気が引ける。

女性スタッフが、これを見ていた。
つつつっと近づいてきて、「パン、交換しましょうか」と言うではないか。

・・・脱帽した。すばらしい。
しかしある意味「気が利きすぎる」。
とっさに私、「いえ、大丈夫です。このくらいが好きですから」…と偽りの発言をしてしまった。

私に限ったことではない。ここのスタッフのサービスは徹底している。どんな教育がなされているのか、興味がわくほど。

だ・が…

伝票といっしょにアンケート用紙がついていたので、諸項目、すべて三重マルで投函しておこうと思ったのだが、裏面の項目を見てはたと手が止まった。

―サービスが特に良かったスタッフ、良くなかったスタッフの名前をご記入ください―

え…
わかるけど。
気持ちはわかるけど、これは重いぞ。
もしかして、ここのスタッフが「できすぎなほどできる」のは、社員教育とかじゃなくて、この「投票用紙」のせいなのか?
みんな票集めのためにやっているのか?
票を集めると、給料が変わる、とか?
 
・・・またまた少々疑わしくなってきた。

世の中、疑えばきりがない。そういう私の心がさもしすぎるのかもしれないけれど。