今日は月イチ名フィルの日。
モーツァルト『交響曲第35番ニ長調:ハフナー』、リスト『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調』、リヒャルト・シュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』を聴いた。
なかでも『ツァラトゥストラ…』について。
そうそう、みんな知ってるあの曲。
「ド~ソ~ド~~~レミ~~〈ドンドンドンドンドンドンドンドン〉」と、めちゃめちゃ大げさなドラマみたいに始まるあの曲。
だがしかし、「そこしか知らない」のはきっと私だけじゃないはず。
全曲聴いたのは初めて。
多彩な曲が散りばめられていて、なかなか感動的だった。
特に最後。
冒頭が超劇的なのに、最後はささやくように静かなのだ。
完全なる肩透かし。
そのささやきを聴いているうち、妙なことが頭に浮かんだ。
…なんだか水琴窟みたい…(すみません)
またひとつ、新しい音楽世界が拡がった気がする。
とてもおもしろかった。