ナミダのクッキングNo.2318 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

ジュリーの公演ドタキャン事件について。

予定のチケットがはけなかった…という事実は、事前にわかっていたのではないか。
「予定を下回る観客数だったからキャンセル」というなら、もっと前に中止すれば、こんな騒ぎにはならなかった。
しかし、そんな理由で事前中止なんて、プライドが許さないだろうな。
それに「ドタキャン」の方がセンセーショナルで、マスコミが大々的にとりあげるから露出が増えて効果的だと読んだのではないか、なんて疑ってしまう。

それとも…
出演前、実際、楽屋や舞台袖のモニターで「スカスカの会場」を観てテンション急降下、というのも、わからなくはない。
特に、キャパが大きければ大きいほど、人が埋まっていないのは目立つだろうと思う。

でも、会場に来たお客さんは気の毒。高い交通費を払ってきている人もいるだろうに。

ジュリーと言えば、ザ・タイガースの時代、姉が猛烈にハマっていた。
板チョコの包装紙を何枚か送ると、コンサートチケットが当たるという懸賞のために、姉はせっせとチョコを買っていた。
そのことに夢中で私をかまってくれないことに腹を立て、姉がいないうちに何枚かの包装紙をびりびりに破り、ものすごく怒られたことをよく覚えている。
そのくせ私自身、沢田研二としてソロ活動を始めてからの、『時の過ぎゆくままに』や『追憶』といったアンニュイな感じが結構好きで、LPを買ったりした。

でも、マスコミに答えるジュリーを久々に見て、ため息が出た。
この人も、年をとったな、って。
有名人も、有名人でない人もなんら変わらないんだな、って。
・・・当たり前のことだけど。
 
 
 
凋落のありさま哀し無常なり
鞠子