今日、仕事で訪問したI社。
この会社の社長・Hさんは、私のプライベート上の知り合いだった。

…というより、私の知っているHさんは、大手企業のサラリーマンだったのだ。
それが、半年ほど前、引っ越しまでして「これまで何の関わりもない」、おまけに「全く畑違いの業種」のI社の社長になった。
それを私はつい最近、知り、今日の訪問となった。

こんな大決断。
どうしても信じられない。

3年ほど前、とある筋から「社長にならないか」と打診があった。
当然、ものすごく悩んだことと思う。
大学の恩師に相談したら、ものすごい剣幕で怒鳴られたのだそうだ。
「ダメだ!絶対、やめておけ!」と。

私もそう思う。
大手にいたほうが、どれだけ安定していることか。

でもHさん曰く。
「先生に相談に行ったけど、実はそのとき、もう心は決まってた」と。

さっそく聞いてみた。
「I社に来たとき、アウェー感満載じゃなかったですか? あなた、誰?って目で見られたんじゃないですか?」

その答えは、
「あなた、誰?…確かにそうだよね。あなた、誰?、そうそう、あなた、誰?ってみんな、思ったよね、きっと」
その後、半年前の様々を思い出したのか、ツボにはまったように「あなた、誰? あなた、誰?」と繰り返しながら、Hさんは笑いが止まらなかった。

私の心配や懸念をよそに、H氏は、「毎日が、新発見・初体験の連続」とあくまでも前向きだった。

…こうなったらもう、活躍を祈るしかない。
頑張れ、Hさん\(*⌒0⌒)b♪