ナミダのクッキングNo.2367 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

朝、起きてから新聞を取りに外に出る。

東隣のおじいちゃんが、窓からじっとこちらを見ている。

この一週間、毎日。毎朝、6時30分、わが家の玄関をじっと見ているのである。

 

たまたま、お隣の洗面所が我が家に面していて、歯磨きにきたついでに振り返って見ているのであろうが、下着姿のおじいちゃんに凝視されているのは、正直、いい気分がしない。

このおじいちゃん、耳もずいぶんとおいのだ。

普通にあいさつしても聞こえない。結構、大きな声であいさつしても聞こえない。その加減がわからないから、なんとなく無視されたような気になる。

その上、じっと観察されているようで。

 

実は、よく、わが家の裏庭も見つめているらしい。

平日はいないからわからないが、休日、裏庭に出てみると、おじいちゃんがじっと見ていることがよくある。

やっぱり下着姿で。

 

私に気づけばなんだか話しかけてくるのだが、なにしろ、こちらの返事は通じない。

悪気はないのだろうが、やっぱりいい気はしない。

 

「水着を裏庭に干している」と言ったら、音楽トモに「そんなの、絶対イケナイ」と叱られたことがある。

私は水着をとっかえひっかえしてスイミングに行くので、5着も6着も干してあることもある。

「ダメダメ、絶対ダメ。危なすぎる。信じられない」、音楽トモはますます声を大にした。

 

こういうスキが大惨事を招くのかも。

おじいちゃんに関していえば、加齢が原因のこの行動、誰もが多かれ少なかれこうなるのだと思うと、切なさも半分ある。

 

 

 

 

裏庭に何を見るのか見えぬのか

鞠子