ナミダのクッキングNo.1722 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

いったい、どういう人なんだろう…少し前から、気になってる人がある。

その人、R堂という県道沿いにある本屋の外階段に、毎夜座っているのである。
真夏の酷暑の日にも、いた。
雨の日もいた。
外階段は、屋根などない。
濡れ放題で座っているのである。

夜だけやって来る。
一見、ホームレスの様相。
だけど、いつもスマホに没頭している。
一心不乱にスマホを操作し、画面を凝視している。
閉店しているR堂は真っ暗で、スマホの光だけがボッと光り、伸び放題の髪に隠れた顔が浮かび上がっている。

いったい、どういう人なのか。
スマホで何をやっているのか。

小説には、いろんな人が登場する。
あり得ないほど異常な人や、理解に苦しむキャラクターの人だって普通に登場する。

小説の中でそんなアブノーマルな人に出会っても「ふぅん、まあ。こういう人もいるだろうな」と許容範囲は広くある。

しかし、こうして実際に出会ったら…

怖い。
怖すぎる。

こういう人もある種の「スマホ依存症」というのだろうか。