最近、避暑に行ってんだか、もしかして繁殖活動に忙しいのか、外泊続きで全く帰ってきやしない。
避暑ったって繁殖活動ったって、こう暑くちゃ思いどおりにはいかないだろうし。
よそねこながら大丈夫かと毎日心配していた。
…ら、今朝、駐車場から私が歩いてくるのを目ざとく見つけて、
「ニャァァァァ~」
…と大鳴き。文字通り「すっ飛んで」きた。
「あっ!マイケルっ!」
…対する私も感無量。
久々のご対面となったのである。
マイケルは、うちの職場のオトコたちにはいっこうになつかない。
呼んでも無視。
なのに、私に対する愛情の表し方は、ますますエスカレートしてきた。
もう完全、仰向け、さらけ出し。
どこ触っても、なすがまま。(←変なとこは、触ってません。念のため)
今日、私はたまたまスニーカーをはいていたのだが、その布地でツメをバリバリ研ごうとするし、ダメダメと言ったら、恨めしそうな目で見上げるし。
後ろ髪ひかれる思いで彼を置いて、職場に上がっていこうとしたら、
「行くニャ」
「遊んでくれニャ」
「置いていくニャ」
「触ってくれニャ」
…と駄々ニャのオンパレード。
…あ、だめ、かわいすぎる。もう、完全、情が移ってしまった。
わが家は動物を飼ってない。昔々、わんこやインコを飼っていたことがあるが、母は動物が苦手だった。
実は私も、家では飼えない人なのである。
世話をする自信がない。見取る自信がない。それよりなにより、毛や排泄物が耐えられないとわかっているから。
…だからよそねこは、無責任にかわいがれるのである。
だって、自分の都合のいいときだけ、かわいがればいいでしょ。
…こういう人は、本当の動物好きとは言えないな(-_-;)
午後、郵便物を取りに階下のポストに行ったら、また、見つかってしまった。
「ニャァァァァ~」…と大鳴き。
またまた「すっ飛んで」きた。
だめだよ、マイケル。
鞠子オバは忙しい。一応、お給料、もらってんだから。

マイケルです。
なかなかイケメンでしょ。