東京五輪エンブレムに盗作疑惑が持ちあがっているでしょう。
私の正直な感想…ベルギーの劇場ロゴに、確かに似てる。
一方、北京五輪招致ソングはパクリ疑惑が取り沙汰されているでしょ。
私の正直な感想…『アナ雪』に、確かに似てる。
これら一連の疑惑から、私は非常に乱暴なことを考えた。
人間って、「創造する力」が低下してきたのではないか、と。
何かを新たにつくりだす場合、クリエイターは想像力やイメージ力、理解力、解析力…あらゆる能力を駆使する。
それらの能力が、ITから無限に得られる情報により、醸成されなくなったのではないか。
それも簡単に、短時間に得られるため、ますます考えることがおろそかになる。
その結果、創造する力は低下し、考え方が単純化、画一化してしまう。
つまり、
誰もが「似たようなこと」しか思いつかない。
だって、今やパソコンで作曲でき、デザイン画が描けるんでしょ。
それも、簡単な操作で。
それで、「生み出す努力」なんて、ますますしなくなるのは当然の帰結ではないだろうか。
エンブレムは、実際、盗作したのかもしれない。
招致ソングは、パクリなのかもしれない。
あるいはどちらも偶然、似ただけなのかもしれない。
事実はわからないが、私の極論は、全く的はずれではないように思う。
…そんなこと、ない?
もちろん、そんなこと、ないほうがいいけど。