ナミダのクッキングNo.1289 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

今日、ちょっぴり悲しかったこと…

まったりと「ぼっち晩酌」してたら、いきなり猛烈な羽音がして、黒い物体が頭の上を超高速旋回し始めた。

○×▲?&¥*#★※!!!(@ ̄□ ̄@;)!!

驚いたのなんのって。
聞いたことのないよなうなり羽音と、私の動体視力じゃ全く追えない速度。
ソイツは何度かガツンガツンと天井のライトにぶつかり、そのたびに自身のからだからか、ライトにたまってたホコリかわからんものを振りまきながら、とぼっと机の上に落ちた。

ソイツはコガネムシの舎弟みたいなヤカラで、いかにも固そうな鎧で武装した虫野郎だった。

正体が判明したら、猛然とハラが立ってきた。

どこから入ってきたのか知らんが、さんざん、大暴れしたあげく、ごみ、散らかして、机の上、それも「晩酌セット」が乗ってた織田信長の家紋入りおぼんの上に落ちたのである。

ちなみに、信長殿の上には、プレミアムモルツと冷奴、つるむらさきのおひたしがのっていた。
…いや、正しくは、食べ&呑み尽くしたあとだったが。

しかしとにかく、この虫野郎を何とかせねばならぬ。
叩いたら、中身がぐしゃりと出てきそうだし、
刺激したら、また超高速旋回するに違いない。

もう迷いはなかった。
信長殿の上の皿や缶を1つずつ静かに撤去してから、虫野郎にゴミ箱をそっとかぶせたのである。

捕獲、成功\(-o-)/
虫野郎は、ゴミ箱ワナの中でブンブンもがいている。
私は左手で信長殿の下を、右手でゴミ箱の底を押さえ、そのまま玄関から外に出た。
そして、ワナを開放した。

虫野郎はうなりながら暗闇に消えていった。

…これにて一件落着\(^.^)/

…なら、単なる虫騒動バナシだ。

この続きにとんでもない結末が待っていたのである。

虫ギライな私は、平常心を欠いていた。
虫野郎を家から追い出すことしか頭になかった。
だから、気づかなかったのである。
おしりが見えそなTシャツしか身につけてなかったことを。

そのスタイルで、おぼんとゴミ箱を持って、公道に出たのである。

鞠子:前科一犯(-_-;)
罪状:軽犯罪法違反(-_-;)

…ま、いっか。オバサンだから(-_-;)