今日、初めて知った言葉は、『煽(あお)り耐性』。
この言葉、ネットの世界では、今や「あったり前に使われる言葉」、なのかな?
でも私は初めて知った。
例として出てたのは、ロンブーの淳さんのこと。
「ニコニコ生放送」のトーク番組に出演している時、回線不調にイラついた視聴者たちが辛辣な書き込みを書き連ねたため、淳さんが逆ギレして書き込み。
それがますます「火に油をそそぐ」結果になった。
特に「ニコ生」のようにリアルタイムでコメントされるものは、過激な発言に対し反射的に過激な発言で応酬するとますます事態は悪化するから、耐える力をつけよ、ということで、この力を『煽り耐性』と言うんだそうな。
これって、
ネットの世界だけじゃないよね。
でも、煽られてすぐ激情にかられる人は、「小物」にみえる。
仕事関係で、
「伝説のリーダー」と言われる人がいるんだけど、そういえばその人、
一喜一憂しない。
メンバーの発言を黙って聞いている。
ここ、という時に、非常に短い言葉で核心を突く。
…というタイプだった。
その核心の突き方が鋭すぎて、突かれた方は玉砕する。
でも確かに「リーダーの言う通り」、なのだ。
降参するしかない。
たまに相容れない相手から「煽られ」たりするのだが、動じないからどうしようもない。
どうしてそういう対応ができるかと聞いたら、
●自分の管轄のスタッフがどういう発言をするか、およそ予想できる。
●この人にはどうやって話したら伝わるだろうかといつも考えている。
●自分が発言したあと、「こんなふうに言えばよかった」「あんなたとえを使えばよかった」と、いつも反省する。
…のだそうだ。
「伝説のリーダー」からして、絶えず考えて反省するくらいだもん。
小さなことにすぐ激昂するアタシなんか、話にもなんないわね。