彼の不可解な言動の意味がわかった。
5月22日 眠る直前に話し出した。
彼「…最近、ずっと考えているんだけど。…先のこと。」
私「仕事?生活?」
彼「うん…まぁ仕事もあるけど、生活も含めて考えてることがある。お前とのコト。」
私「うん。」
彼「…この先、お前と一緒になって…小さくて良いから家を建てて。ゲストルームを作って、大切な人達がいつでも来れるようにして。小さい畑で土いじりをちょっとして。マンションとかもイイけど、やっぱり一戸建てがイイな。それで…お前の仕事を手伝っていけたらイイナって、思うんだ。この前、お前の仕事で、一緒にデザイン画をやっただろう?何かを作るってイイと思うんだ。だから、お前のトコがやってる仕事ってイイと思う。」
私「…私の仕事って…ウチの会社ってこと?」
彼「…うん、やらせてもらえたらイイと思った。」
私「米作りとかワラ作りもあるんだよ?」
彼「うん、作り上げるってイイと思う。正月飾りにしても、日本の伝統だし。意味のあることだと思うし。すごく…魅力的だと思う。それに、お前のトコは会社に勢いがある。羨ましいと思う。魅力がある。」
私「一緒に仕事なんて、考えてもみなかった…。けど、アナタが居てくれたら嬉しい。」
ウチの上司が私の旦那となる人を受け入れてくれるかどうかわからない。採用してくれるかどうかはわからない。
旦那と同じ職場で仕事をするっていうのは正直言ってイヤだと思ってた。だけど、私の仕事を理解してくれるには、側で見ていてくれたらわかりがイイと思う。
それで同じモノを目指して、互いが互いをフォローしながら、時には刺激を受けながら切磋琢磨して生きていけるだと思う。
ウチの社長・専務は、夫婦。
2人で二人三脚で走ってきた。沢山の人から助けてもらいながら起業し、振り向く余裕もなく突っ走ってきた。
喧嘩もしつつ、それでも仲良く生きてきている。
そんな夫婦になれるワケがない。だって、2人は起業した会社を軌道に乗せることに必死で生きてきたから、同じ道を目指して生きてきたから。そうゆうきっかけが無ければ一緒に仕事なんて出来ないと思っていた。
「お前と一緒に仕事がしたい」なんて、言ってくれる人が居るはず無いと思っていた。
仕事をしながら結婚するなら、仕事も家庭もないがしろにしたくないと思う反面、今の仕事を今までのようにしていたら結婚なんて出来ないと思っていた。どちらかを取るならどちらかを捨てなければならないと思っていた。
だけど、仕事は捨てられない。絶対にそんなことないのに、私は勝手に「仕事を捨てたら社長・専務を含め家族を捨てることになる」と思っていた。だから、仕事は捨てられないと思っていた。必然的に結婚は縁遠いと思っていた。この仕事を始めた頃から感じていた。そして、どうせ結婚するかもわからないのだからそれでいいやって思っていた。
でも
「お前と仕事がしたい。デザインを起こしたり、何かを作ったり。魅力的な仕事だ。一緒に出来たらイイと思ってる。」って、言ってくれた人が居てくれた。
私は「仕事を辞めれない」とか「結婚しても今の仕事を続けなければならない」とか「仕事を続ける条件で結婚する」とかっていうコトを彼に言ったことは一度もなかった。
社長・専務は甘くない。
ずっと私達を試し続けるだろう。
そしてそれに「なにくそ!」と思いながら「認めさせてやる!」と思いながら仕事をして、結果、それが自分たちの自信に繋がるのだろうと思うんだけど。。。ホント、頭が上がりません。。。当然だけど。
わからない約束や出来ないコトを、彼は絶対に口にしない。その彼が将来のコトを初めて自分から話した。
彼がそんなことを考えているなんて思ってもみなかった。「私との将来を考えなきゃいけないって思ってるんだけど、言えないんだろうなぁ。わからない約束をしない人だし。」って思ってたから(酷っ)。だからすごく嬉しかった。
どうやら、私が思っていた以上に、私のことを思ってくれているみたい。
今、彼が私に向かって真っ直ぐだというコトがわかる。
大事に思ってくれていること、ずっと先の未来に私を置いていてくれるのがわかる。
結婚なんて出来ないと思っていた。結婚なんてしないと思っていた。
きっとまだまだ先だけど、私は彼と結婚という形を取って一緒に生きることが出来るようだ。
もちろんその前にしなければならないことがあるのだけど。。。
「アナタが先のことを話してくれたのは初めてだね。ありがとう。」と、言った。
ホントに嬉しいと思った。将来の約束なんて出来ないと思っていた。1ヶ月後の約束だって、明日の約束さえ出来ないと思っていた。「お前が俺を裏切れ。」とか「お前はネコだから、いつかお前は俺から離れて別のトコへ行く。」とかって言っていた去年の夏。暑くなってきて、また夏が来る。今年の夏は、もぅそんなコト言わない夏になる。
「最近、ずっと考えてたんだけど。」…いつから考えていたのだろう…??
彼の不可解な言動の意味がわかった。