「時が来れば 美月がまた近づけてくれるかもしれない。もしそうなれば2人はホントに結ばれると思う。一緒の時はホントに落ち着けた。もっといろいろな所へ行きたかった。いろんな物を見たかった。 ちょんには子供を諦めないでほしい。一緒に子供を産んでくれる人が出来たら迷わず一緒になってほしい。一番に想ってあげられなくて今までゴメンネ。今度一緒になるときは、一番だよ。」
「最後までワガママでゴメンナサイ。最初からわかっていたことなのに我慢できなくてゴメンネ。待つと決めたのに待てなくてゴメンネ。一番を求めてゴメンネ。 もっと一緒に居たかった。プランターの成長を傍で見ていたかった。毎日のように一緒にお風呂に入って一緒に寝ていた時が一番幸せだった。子供を産むことはまだ考えられない。諦める事も授かる事も考えてない。けど、一緒になりたいと思ってくれる人が居たら考えるんだと思う。アナタといつか一緒になることは望まない。きっとまた苦しくなるから、けど、もしも、美月がまた逢わせてくれたら、そのように巡り巡ってきたら、その時は一緒になりたい。その時はアナタの一番にして下さい。」
悲しくて淋しくて苦しくて涙がこぼれた。どうしようもなく泣いた。久しぶりにこんなに泣いた。
私は彼がとっても好きだった。今でも好きという気持ちはある。とてもとても好きだった。
いつかまた、美月が近づけてくれるかもしれない…その時が巡り巡ってきたら…その未来は無いって事を、互いにわかっている。わかっていても、そう言って私達は別れた。
ずっと一緒に居た。
毎日一緒に眠った。
好きな物が一緒だった。
大喧嘩をした事もあった。
喧嘩の理由はいつも決まっていた。
1年足らず、一緒に居た。
こんなに濃い1年は無かったかも知れない。
迷うと美月に相談する。
「美月、お母さんどうしたらイイと思う?」って。
美月はいつも私のベッドの横に居てくれる。
美月に「どうしたらイイ?」と聞いて泣くことが時々あった。
不思議とそのまま寝てしまうのは美月の優しさだったのかもしれない。
今日、美月への報告は「お父さんとお別れしたんだよ。」という事。
私はこれから、彼との未来を夢見て生きない。
きっときちんと恋愛をして、その相手をきちんと見ながら生きていく。
きっと彼のことはずっと好きで、嫌いにはなりきれないだろうと思う。
だから、仕事で毎日のように会っても普通に話せる。
突っ走る恋をしてきた。
突っ走って突っ走って突っ走った。
クタクタになって疲れて腐るように眠る。
そんな恋をしてきた。
今はただ安心したい。
彼と別れると決めてから、楽になった。こだわりを捨てたら楽になった。
淋しい思いももちろんあるけど、自分自身で作ったしがらみから抜けることを考えたら楽になった。
そして実際抜けてみたら、やっぱり淋しさは残るけど楽になった部分は大きい。
自分がクリアになったというか、執着を外した自分になれたというか。
こだわりを捨てたら不思議と家族を思いやれるようになった気がする。
家族の愛情を素直に受けれるようになった気がする。
姉が私に常々言っていた事「家族の愛情がわからないヤツに、他人を愛せない。愛されない。」と。やっとその意味がわかってきた気がする。
今、家族を大切に思えて、素直に家族と接することが出来てきている。やっと反抗期終わったか?みたいな恥ずかしい感じだけど。
家族に嘘をつかなくてイイという事。嘘をつきたくない自分が居て、正直に話せてきている今の自分。それがとても心地よくて、やっと実家が好きになってきた気がする。親を大切に思えてきている気がする。
こだわりを捨てたら、沢山のモノが入ってきた気がする。
こんなに心地良い自分は初めてかも知れない。
彼には感謝している。感謝したまま終わらせたかった。だから今、この結果が出て良かったと思っている。
全ての因に感謝する心が恩。そう思う。
今日は雨が降っている。
雨は好き。世の中モノが綺麗になっていく気がする。クリアになっていく気がする。
夜に晴れたらイイな。
雨の後の空は、星がとても綺麗に感じるから。
空気が澄む気がするから。ま、元々、空気が澄んでいるトコにいるんだけど。
彼のことで、泣くのは今日が最後。