新潮社:宮田愛萌著:「きらきらし」より「紅梅色」で朝顔の歌を詠んでると思ったら、愛萌さんは桔梗と訳してた。
なぜだろう?
と思って、調べてみたら万葉集では朝顔は桔梗のことらしい。
で、現代はしっかり朝顔はあって、朝顔の変わった咲き方を「朝顔の桔梗咲き」と言うらしい。
朝顔は6月~10月に開花し、桔梗も同じく6月~10月に開花する。
ややこしい。
キク類は共通だが、目とか科は違う、全然違う植物。
朝顔は奈良時代末期、遣唐使が薬としてもたらした。
万葉集も編纂され始めたのが奈良時代だとされているから、朝顔が流行したのかも。
でも、本物の朝顔は珍しく、桔梗が朝顔だと勘違いして詠まれたのかな?
現代では桔梗の方が崇高に思えるが。
想像で話してるので、文献読んでみたい。
ちなみに「坂道の約束」の行合坂は本物あるのか調べたら、行合が出会いのことらしい。
そしてこの物語の不思議なところは、瞳子が会えたらいいなあと思うのは少年で、もうこの世にいないっぽい。そして茶トラの猫の漱石もこの世にいないのかなあ?代替わりでキジトラの猫の中也が出てきたけど。
瞳子と少年と猫の関係性がうまく読み取れなかった。
自分が思うに「坂道の約束」だから日向坂が関係あるのかなって。
少年と猫が愛萌さんとミントで、瞳子がファンなのかなって。
10年かけたすれ違いなのかなって。
ミントは健在ですでに破綻してるけど・・・
少年と瞳子どちらかが愛萌さん本人な気がして・・・
「坂道の約束」だから。