幻冬舎:鈴木絢音著:「言葉の海をさまよう」が来ました!
乃木坂46の鈴木絢音さんが、辞書づくりなど、辞書に携わる人たちにインタビューしてる形式です。
さわりだけ読みました。
鈴木絢音さんは紙の辞書をゲットしたとき、まず「右」と言う言葉を調べます。
左利きの人に配慮してるか?とかそう言う観点らしいです。
自分の持ってる、三省堂「新明解国語辞典 第三版」で「右」を調べました。
「普通の人がはしや金づちやペンを持つ方(の手)」
これはダメですね・・・
左利きの人が普通で無いみたい!
でもこの辞書第九刷で昭和57年の辞書。
古い・・・
今の新明解は「言葉の海をさまよう」にて「アナログ時計の文字盤に向かった時に、一時から五時までの表示がある側」みたいです。
だいぶしっくりくる書き方に変更されてます。
これは三省堂だけど岩波や明鏡でも例えが異なるみたいです。
辞書は人が作ってるから。
ちなみに電子辞書の「スーパー大辞林」(三省堂)では、「その人が北を向いていれば、東にあたる側」
岩波国語辞典と似てますね^^
ちなみに「動物園」も辞書の編者さんによっては、悪意のあるような説明書きがなされていたようです。
なかなか辞書にまつわる話も面白いなあ~って思いました^^