Chom's Letter -2ページ目

好き嫌いで人事 松井道夫

帰宅したのが、12時前。

本棚にたまっている本を一冊抜き出して読んだ。



松井道夫氏の「好き嫌いで人事」

松井 道夫
好き嫌いで人事


松井証券がしてきたこと、これからしていくことを述べた本。
社長系の本は自慢話が多いが、これは一言で言えば「自己否定」本。

シューペーターが言うところの「創造的破壊」である。

なかなか私も出来ない。
どうしても過去の成功体験に酔ってしまうのだ。
彼はこれを「給料をもらって働く、旧時代のサラリーマン」と言って切り捨てる。

確かに。
個の時代、私は「働いて給料を稼ぐ人間」にならねばならないのだ。


最後に、ぐっときた一言を紹介しよう。

頑張らなくてもいい仕組みを作るために、頑張って考える。


知識労働時代を表す名言ではなかろうか。

終りと始まり


長い間、自分の中にたまっていたものがすぅっと出て行った。
帰りの電車の中で、それに気づき酔いに任せて少しだけ泣いた。
窓に流れ去る光を見ながら、果たしてこの地にもう一度来るのかと問う。
中秋の名月は、あの時と同じように煌々と空に輝く。



良くも悪くも、私の恋はようやく終わった。



これは始まりを意味するものなのか、いや、そう信じたい。

仕事再び

転職してみて判明したことがある。


「私は仕事の効率が悪かった」


3年目にして気づく事実。
上司から、教育担当の先輩から同僚から指摘を受ける。


嗚呼、ビジネスパーソンとしては致命的な宣告に近い。
しかし、反省だけなら猿でも出来る。
人ならば、改善しよう。



よし、まずはどう効率が悪いかを改めて分析してみる。


1.仕事に対して自分で判断がつかない
  
 →誰かに判断を仰がなくてはならなくなり、次に進めない。


2.次にすべきことが見えていない。


 →まず何をやるかから探さなければならない。


3.途中で、割り込んだタスクに気をとられ結局、今行っている
  仕事も割り込みタスクも遅延


 →割り込みは最大の非効率。
結局どちらのタスクも2倍の時間がかかる。
   


書いていて私は本当に社会人なんだろうかと頭を抱えてしまう。

しかし、抱えていても仕方がない。


とりあえず、分析は出来たのだ。
それではどうすれば改善できるかだ?


1.何が問題か(リスクに発展するか)をまず考える。
  問題が発見できたならば、それに対して自分はどのように
  対応しているかを考える。
  
  他人のOUTPUTを判断するならば、自分の価値基準を
  定める。何があればOKなのか?

  仕事とは決断の連続である。
  決断の放棄はこれ、仕事の放棄なり。


2.ここで3つの10分論を展開する。


  1日の初めに今日のやることを10分かけて考える。
  1日の終わりに今日何をやったかを10分かけて考える。
  1日の終わりに明日何をするかを10分かけて考える。


  月曜日には今週何をやるかを10分かけて考える。
  日曜日には今週何をやったかを10分かけて考える。
  日曜日には来週何をやるかを考える。


  月の1日には今月何をやるかを10分かけて考える。
  月の終わりには今月何をやったかを10分かけて考える。
  月の終わりには来月何をするかを10分かけて考える。


  年の1日には今年何をやるかを10分かけて考える。
  年の終りには今年何をやったかを10分かけて考える。
  年の終りには来年何をやるかを10分かけて考える。


3.まずはタスクのスタートとゴールをイメージし、決まったら
  迷わずそれに向けて突っ走る。よそみはしない。



まずはこれだけやってみよう。

仕事再びだ。

わしは負けん。絶対負けん。

今日という日

2,3日前から湯沸機の調子が悪くなり、水しか出ない。
シャワーも当然水である。
そこで、今日東京ガスの人に来てもらって調査をお願いした。

すると、ガス湯沸機が老朽化でいかれているという。
すぐさま修理を依頼したが、このような場合にはマンションのオーナーに了解をとらなければならないらしい。
不動産屋に電話をしたが、無機質な留守電メッセージが流れるのみ。おかげで、木曜日まで水シャワー決定。

なんやかんやで時間が経ってしまい、結局申し込んでおいた投資セミナーにもいけなくなってしまう。
尊敬する松本大、藤田晋、ついでに真鍋かをりも来るセミナーだったのに。非常に残念。

しょうがないので、選挙へ。
これまた面倒なことに昔住んでいた街まで行かねばならない。しかし、選挙のお知らせをよく読むと何と新しい住所でも出来たらしい。
計画性がない事が露呈。

結局、選挙の後、床屋へ行き頭だけでもさっぱりしようと思い立つ。だが、出来上がった頭は河童のような髪型。やはり「知的な髪型にしてください」とざっくりしたお願いの仕方がいけなかったか。
これではどちらかと言えば、痴的な髪型である。


なんやかんやで上手くいかない一日であった。
それでも今日という一日を無事に終えたことに感謝しよう。

今日の飲み

at
今日は前職の盟友と飲み。
やはり、友と語る酒は一番美味い。

天空のBar AT。お勧め。今度は女性と二人で行きたいねぇ。

http://www.sanwa-kosan.co.jp/at/at.html

酔詩

人にはまるでその前後を変えてしまう出会いがある。
相手は人に限らない。
それは、一冊の本かもしれないし、一枚の絵かもしれない。
何気なく発せられた言葉かもしれない。



これまで私自身数あまたの出会いをしてきた。
時に、笑い、喜び、悲しみ、泣き、苦しみ、悩み、そして怒った。
自らの行為が相手にそうさせるときもあった。

ある人は私の元を去り、私から去ったときもあり、またある人は
今だ私の側にいてくれる。


意識していないと出会いは一瞬で終わってしまう。
瞬間を一本の糸に紡ぎださなければならないのだ。
大切によりをかけ、太くしていく。
しかし、気を抜けばあっという間に切れてしまう。



心の底から震える出会いはそうそうない。
だが、今この瞬間にもあるかもしれないのだ。



願わくば私の駄文も、存在も、あなたにとってそうなってくれることを祈って

今日という日を終えたい。


酔ちょむ

あのころ

私がまだ大学生だった頃の話だ。
一度だけ、なりふり構わず人を好きになったことがある。



彼女とは不思議な縁だった。
初めて出会ったとき、私たちはそれぞれ相手がいた。
その後、友達になり、親友になり、そして恋人になった。



もし、生涯を終える間際、神が最も幸せな瞬間を思い出す事を許してくれるならば、私は迷わずあの新秋の夜を思い出すだろう。彼女が着ていたコートの色を思い出し、うつむきかげんな笑顔を思い出し、あの時の言葉を思い出す。



私はこれからやってくる秋の匂いを感じる度に、あのころが目に浮かび、耳には彼女の声が聞こえてくる。その瞬間に立ち止まりどうしようもない寂しさに顔をうずめてしまうのだ。



それは幸せを得た代償なのかもしれない。
いつもせいにして悪いが、神はいつでも平等であるから。

今、そこにある奇跡

ある物理学者は言った。
「日常には奇跡があふれている。人はそれに気づかないだけだ。」


フロアから外を見ると傘はさしているが、そんなに風雨は強くなさそうだった。5秒ほど悩んで、決断を下す。自転車でも大丈夫だろう。職場から家までは10分とかからない。


もう慣れてきた時間外出口から出て、ビル地下2階の駐輪場に向かった。地下二階のドアを開けるといつものむっとする空気が私を迎える。丁寧に自転車にかけてあるカギを外し、いつもの周回コースをたどり地上に出た。雨は小ぶりに振っている。


左へ折れようとすると、後ろからタクシーがクラクションを鳴らした。後ろを振り返り、なんだろうと確認する。クラクションの相手は、私ではないようだ。やれやれ、とふと、上を見上げた。その瞬間動きが止まった。


一階中庭に備えてあるライトが私が勤めている高層ビルを見上げるかのように照らしていた。その中を雨が踊っている。まるで空の舞台のようである。漆黒の闇の中から光の粒が突然現れ、光の中で舞った後に、再び闇に消えていく。人の手では届かぬ儚くも美しい時間。

5分ほど見つづけていたのだろうか。

気づいた時にはスーツがすっかり濡れ、袖口からぽたぽたと水滴がたれていた。

神はサイコロをふらない。そう言ったアインシュタインはこの景色をどう考えるんだろうか。そんなしょうもないことを考えながら終えた一日。

夏祭り

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ばあちゃん家の祭を見に来ている。この祭は東部と中部に分かれ
担ぐものが異なる。前者はミコシ、後者は獅子である。獅子といっても小さいものでは
ない。全長5メートル、高さは3メートルはあろうかと言う大獅子である。これを男手総勢20人がもむのである
祭は朝から始まり夜半午後9時頃クライマックスを迎える。このクライマックスの瞬間は
御神興と呼ばれ、街の大通りの東部、中部の境目で獅子と御輿が互いにもみ合うのだ。
その激しさは尋常ではない。獅子は生きるかのように髪を振り乱し荒れ狂い、御輿はひっ
くりかえらんばかりである。かつては暴動寸前なんてこともあったそうだ。
しかし、エネルギーには満ち溢れている。私はこの祭を見る度に力を貰うのだ。

近況報告

久しぶりの更新。まずは近況報告。


1.転職します。
 ITエンジニアを辞めることにしました。これからは某転職支援企業に
 て営業をします。よって、ここのサブタイトルも変更します。



2.引っ越します。
 大好きなリトルアジアの雰囲気さえ醸し出していた川崎を離れ、遂に
 港区赤坂の民となります。



3.現在はリフレッシュ休暇中です。
 現職の引継ぎ業務を終え、有休消化を兼ねたリフレッシュ休暇に入っ
 ています。



4.コンタクトを作ってみました。
 壮行会においてめがねを無くしてしまい、至急コンタクトを作成しま
 した。しかし、一日中涙が出る、目やにがつく、すぐ曇る、また、顔
 がでかいことに気づいてしまうなどデメリットばかりだったので、再
 びメガネに戻しました。本日出来たのですが、左右視力があっておら
 ず、再度眼鏡屋に行く羽目になりました。ちなみにフレームは、スネ
 オのママです。



本日より更新を開始します。