【2021年10月 31日】No833
大館市で快適で省エネな住宅の
設計と施工をやっている
直洋建設の砂川です。
今日も
blogを見に来てくれて
ありがとうございます
昨日、お客様からお電話を頂きました。
そのお客様はH様
2011年に新築でお世話になった
お客様です
1997年以降
たった3件を除いて
弊社が手掛ける新築は
全て高気密・高断熱住宅
もちろんH様のお宅も
高気密・高断熱住宅
しかもオール電化住宅
電話の内容としては
薪ストーブに
したいんだけど・・・
・・・というものでした。
H様いわく
ウチの様な住宅(高気密住宅)
薪ストーブなんか使っても
大丈夫なものなのかい
そもそも使って良いものなのか
教えて欲しい
という明確な質問内容。
因みに薪ストーブと言っても
ホームセンターとかに売ってる
2~3年でダメになるような
安い物の事では無く
鋳物で出来た
オシャレな薪ストーブの事です。
見た目のおしゃれ感と
存在感はインテリア性も高く
多くの人を魅了します。
薄い鉄板で出来たストーブと違い
厚い鋳鉄のストーブは
ストーブ自体の保温力が高い
ストーブ上部が熱くなるタイプは
火傷に注意していただく
必要はありますが
調理にも向いているので
楽しみ方の幅も広がります。
薪を燃焼させるのに
電気は使いませんので
災害に強いアイテムとも言えます。
特に寒い冬場、災害等により
長期間、停電してしまったなら
死活問題になります。
その点、薪ストーブであれば
停電してても
寒さに凍えることも無く
温かい料理を頂く事だってできるので
非常に頼もしい
燃料である薪を購入しようとした場合
意外と高い事に驚きますが
背に腹は変えられないという価値観が
人気を後押ししていると言えます。
H様に何故薪ストーブが
必要なのですか
・・・と、確認のため聞いてみました。
・・・すると
昨今の電気料金の高騰
灯油の高騰を背景に
冬場の暖房を見直しして
暖房費を抑えたいというお考えでした。
単に暖房費を抑えたい
という事でしたら、寒冷地エアコンを
導入する事もご案内いたしましたが
そこはH様
鋳物の薪ストーブに強い憧れ
があるとの事で
単に暖房費が抑えられればそれで良い
というのとはちょっと訳が違う様でした。
そこからはとても強い意志が感じられ
私も真剣にお答えさせていただきました。
注意点は?
弊社でも新築の時点で
薪ストーブを導入したことは
2度ございます。
もちろんオーナー様のご要望です。
2011年完成 大館市山館 M様邸
2016年完成 大館市東台 H様邸
薪ストーブに詳しい大館市御成町の
成田板金工業所の専務さんと
細部にわたり、徹底的に考慮し
そこで知り得た事をH様にお伝えしました。
【注意点①】
これは絶対に守って欲しい事
じゃないと下手すりゃ死にます・・・
ストーブは
外気導入型
を選んでください。
薪ストーブ内で薪を燃やすには
燃焼用の空気が必要なため
新鮮な空気を
供給しなければなりません。
どのように供給するかというと
方法は以下の2つに分かれます。
「屋内」から空気を取り入れる通常方式
「屋外」から空気を取り入れる外気導入
通常方式のストーブを
選んではいけないという認識です。
通常方式は
室内の酸素を消費するので
危険です。
外気導入型は
室内の酸素を消費しませんので
安全です。
上の写真では床下から
外気を導入しておりますが
機種によっては
壁から外気を導入する物もあります。
それと・・・
外気導入型は室内の気圧の影響を
受けにくい事になります。
室内の気圧の影響を受けやすい
通常方式のは
レンジフードや浴室の換気扇を
運転させると
ストーブから煙が逆流して
大変な目に遭う事でしょう
【注意点②】
煙突の貫通部は隙のない
徹底した施工精度が必要
火災の危険性は限りなく
ゼロにしなければなりません。
熱を持つ煙突
普通だったら熱くて触れない
この様に熱くなる煙突は
一重の煙突
シングル煙突と言います。
木造住宅の壁や屋根を貫通する部分が
熱くなっては非常に危険なので
断熱2重煙突
を使うべきです。
下の写真は2011年に施工した時の
写真ですが
屋根断熱の家です。
いくら2重煙突だから
煙突表面が高温にならない・・・
といっても可燃材の使用は
極力避けたいところです。
水色の断熱材スタイロエースを
切除してその代わり
燃えない断熱材 グラスウールを入れます。
更に不燃材である
ケイカル板の12mmで覆います。
大工さんと屋根の上での作業
2重煙突を用いるにも拘わらず
内側も不燃材料で覆います。
完成した煙突がこちら
施工中の写真は新築時の工事写真ですが
今回 H様の家は既に完成しております。
ですのでリフォームとして
煙突工事を行う事になります。
断熱の取り方
気密の確保
そして
不燃材の用い方
なんとなくやっちゃいました
では決して許されない
徹底した施工精度が必要
なのです。
ストーブを
施工する事は
そう難しい事では
ありません。
煙突の貫通部
この工事が
とても神経を
使います。
H様のお宅では
煙突は外壁から抜く事になります。
こんなイメージです。
外壁の貫通部に
緻密な作戦と
慎重なかつ徹底した施工が
要求されます。
高気密・高断熱じゃない
いわゆる普通の家
よく私は昭和の家
なんて呼び方をしますが
そういう家でしたら
そんなに面倒に考える必要も
無いでしょう。
しかし
高気密・高断熱住宅においては
煙突工事を理論的にちゃんとした
施工方法を行う事を条件に
薪ストーブは可能
となるのです
比内町笹舘にて予約制完成内覧会を
開催いたします。
6人家族がお住まいになる
54坪のお家です
開催日は
11月6日(土)
と7日(日)
養牛寺さんの向かいになります。
内覧会の開催時間は
10時~17時
だいぶ良い感じに寒くなってきましたので
床下暖房の快適さを
余すことなく体感できるでしょう
床下暖房は体だけじゃなく
心の底からも暖めてくれますよ
予約制の内覧会
10月29日現在の予約状況です。
6日 土曜日
10:00~空き
11:00~1組(3名様)Y様
12:00~空き
13:00~空き
14:00~空き
15:00~空き
16:00~空き
7日 日曜日
10:00~1組(4名様)A様
11:00~空き
12:00~空き
13:00~空き
14:00~空き
15:00~空き
16:00~空き
人数には児童、乳幼児を含んだ人数で
表記します。
【お読みください】
今回の予約制内覧会
感染症予防対策の一環として
1組 1時間以内の見学時間
でお願いしております。
その時間帯に
予約が3組み満たない場合は
予約無しでも見学は可能ですが
同じ時間帯には
3組を上限とさせて頂きます。
誠に申し訳ございません・・・
同じ時間帯に3組以上は
入室する事が出来ませんので
早めに予約頂ければ助かります。
090-2605-6600(砂川まで)
または
0120-158-178(フリーダイヤル)
でもOK
『内覧会の予約をしたい』
電話でそうお伝えください。
お電話お待ちしております
砂川のLINEです。
ご意見ご感想など
こちらからもどうぞ(^^)
ちょっとお話聞きたいんだけど・・・
の予約もこちらからどうぞ
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日はここまで
また明日(^^)
では
会社の所在地
大変分かりにくくて申し訳ございません。



画像はiPhoneの画面です。
『開く』をタップしてください。
するとGoogleマップが立ち上がります。
画像はiPhoneの画面です。
画面下の方に
『ナビ開始』というボタンがありますので
タップしてください。
音声ガイド付きで
ナビが始まります。
因みに・・・・
ストリートビューでは
2012年の画像から更新されておりません。
取り壊される前の空き家が現れ
驚くかもしれませんね。
上の写真の空き家を解体した後の
更地を取得したのち
弊社の事務所を建築したのです。
目的地に到着するとそこには
こんな建物があります。
一見住宅の様にも見えますが
直洋建設株式会社の事務所です。
建物の前がコンクリート舗装されておりますので
そこが駐車スペースになっております。
Googleマップからのナビの場合
ちゃんと案内してくれるのですが
車のナビの場合で
地図情報が更新されていないと
昔の事務所の場所に案内されてしまうようです。
これがかつての事務所
現在は車庫と物置になっております。
お間違い無き様
お願いいたします。
作業員募集!!
私たちの仕事をお手伝いしてくれる
年齢は50歳までの明るく元気な方を
大募集しております。
【雇用形態】
正社員雇用、パート雇用どちらもOK
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【勤務時間】
8:00~17:30
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原則お休み。
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別日に代休を取って頂きます。
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住宅建築に関わる雑務
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砂川 090-2605-6600 まで
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TEL 0186-49-5183
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