落語ダブルヘッダー | 鎌野健のブログ

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~そんなオヤジのひとりごと~

昨日(9月7日)は落語のダブルヘッダー。
私自身、初めての経験だったので、少し不安な気持ちを抱えたまま、当日を迎えました。おまけに風邪の治りかけ、鼻声での高座とあいなりました。

13時から千葉市稲毛区朝日ヶ丘の自治会館での「敬老会」。

昨年に引き続いての高座。今回は小えびさんにも出演してもらい、会場に集まった60名のお客さまがとても暖かく、いい雰囲気を作ってくれたことで楽しく、落語を披露できました。

(演目)
八べえ「寿限無」

まずまずの出来だったかな。久しぶりにやってみるとテンポを保つ難しさをあらためて痛感しました。

小えび「青菜」

いやいや、相変わらずの巧者です。鯉のあらいを食べる所作で期せずして拍手がおきました。お見事!



自治会役員のみなさまのおかげで会場全体がとても暖かい雰囲気につつまれ、気持ちよく高座をつとめることができました。ありがとうございました。

さて、夜は埼玉県神川町の居酒屋さん「はんぞう」での「和ライヴ」。酒楽さんにも出演してもらいました。

お店に隣接されたライヴスペースでの一席。私自身も初体験の異空間でした。お店にとっても初めての「和」のライヴ。知り合いも駆けつけてくれ、ワクワク気分でのスタートと相成りました。

(演目)

津軽三味線 小山慶一さんとお仲間

生の津軽三味線も間近で聴けるという貴重な体験でした。迫力すら感じる演奏に圧倒されました。



落語 八べえ「寿限無」

落語が初めての方もいらっしゃり、最初は客席もちょいと固い雰囲気でしたが、徐々にほぐれた感じで笑っていただきました。



落語 酒楽「湯屋番」

さわりはクスクス笑い、最後には爆笑をさそうあたりはさすがです。まるで、芝居を観ているような臨場感あふれる一席でした。次の新ネタが楽しみです。



大道芸 堀越茶目之助さん

客席を巻き込んで、大いに盛り上がりました。久々に南京玉すだれを生で堪能しました。拍手!



とても楽しい「和ライヴ」でした。こんなイベントもたまにはいいですね。「はんぞう」さんに感謝です。また、呼んでもらえたら嬉しいです。

で、今回、初めて落語を聴いたという20代の知り合いの感想。

「落語は歌舞伎とかお芝居と違い、聴いているうちにその場面が頭のなかで広がったり、自分もその世界に引き込まれる感じがしました。また、聴いてみたいです。」

落語愛好者としてはとても嬉しい限りです。