昨日、我が三遊亭遊史郎師匠の「第18回高砂亭落語会」が
ホームグランドというべき「高砂亭」で開催されました。
前日の落語教室発表会に続き、２日連続の高砂亭というわけ
です。
今回は「江戸売り声」の第一人者、宮田章司先生がゲストと
いうことで、付き合ってくれた長女も楽しみにしていました。
開演時間が迫るにつれ、猛暑の中、多くのお客様がつめかけ
ました。
そして、定刻どおりの開演です。
（演目）
昔昔亭喜太郎さん 「牛ほめ」
桃太郎師匠のお弟子さんで、前職は議員秘書という変わり
種の前座さん。声に特長があり、ぴったりの与太郎ネタでした。
三遊亭遊史郎 師匠 「たがや」
前日は隅田川の花火大会。タイムリーな噺でした。
言葉ひとつひとつを丁寧にされる師匠なので、情景が目に浮かぶ
ようです。下げの痛快かさは何とも言えません。
宮田章司 先生 *江戸売り声
いつ聴いても新鮮です。売っているものの様子が目に浮かび
ます。ご本人は後期高齢者とおっしゃってましたが、いやいや
まだまだ、若い！売り声が会場に響き渡り、大盛り上がり。
先生もノリノリで予定時間を過ぎての大熱演でした。
三遊亭遊史郎 師匠 「心眼」
テレビ、ラジオでは絶対に聴けない貴重な噺です。
寄席、落語会でも聴ける機会は少ないと思います。
登場人物の心情が細かに表現されていて、なんと
なくホロリとしてしまいました。また、是非、聴かせて
ほしいですね。
終演後の打ち上げに親子共々、参加させていただき長女
は宮田先生から貴重な話を聞いたと感激しておりました。
また「心眼」には心ひかれるものがあったようです。
やはりこの落語会はいいですね。心があたたまり帰路につ
きました。また、よろしくお願いいたします。