前回は
子どもが不登校になって困ったこと
シリーズ➁お一人様時間の激減!
というお話しで
私の潜在意識が
「学校に行け!
」と強く思っていた。

これは
長男の行動をコントロールする意識。
だから反発されることとなり
高確率でご在宅だった…

とお話ししました。
今回は
"お一人様時間の激減"後編です。
前編はこちら
↓↓
お一人様時間が激減した理由
実はもうひとつ、
思い当たることがあるのです。
私がやりたいことは
否定される。邪魔される。
私にはそんな思い込みがありました



「また邪魔された」と感じる私の心
私は子どもの頃から活発な子でした。
何でも
「やりたい!」と言うタイプ。
今思えば両親は
私がやりたいと言ったことは
だいたいやらせてくれていました。
でも「辞めたい」と言っても
辞めさせてはくれなかったのですけどね…
だいたい
やらせてくれていたからこそ、
●やらせてくれなかったことや
●やって怒られたことが
強烈に
印象に残ったような気がします。
"やって怒られたこと"
というのは
怒られても仕方のない
危険なことです。
思い出した蜂の巣退治
例えば、
小学2年生のとき
私は蜂の巣退治をしました🐝
………刺されました

逃げ足には自信があったのに
しくじった!
でもやりたかったんだよな~
親からすれば当然怒りますよね。
危険なことですから。
二度としたらダメ!と言われました。
でも、当時の私は
勇者の気持ちだったんです。
みんなが困る蜂の巣を退治する
それってすごいカッコいいこと!
と思ったんですね。
子どもの考えることはおもしろいですね。
自分のことなんですけど

親からすれば
心配になるとんでもないことでも
私はまさか
怒られるなんて思ってなかったんです。
想定外!!
この経験から私は
"私は判断を間違える"
そして
"間違えると大変なことになる"
と思い込みました。
もちろん
きっかけは蜂の巣退治だけではないです。
他にも
同じように思い込む経験を
繰り返した結果です。
私はやりたいことでも
いちいち
母に確認するようになりました。
そして
少しでも反対されると
失敗を恐れて
できなくなってしまったんです。
自分で勝手に思い込んだだけなのですが、
私のやりたいことは
否定される・邪魔される
そう変換して思い込んでしまいました。
思い込みが現実を引き寄せる
否定される・邪魔される
という思い込みがあると
そういう出来事ばかりを引き寄せます。
これが
お一人様時間が激減した
もうひとつの理由です。
私は自分の休日に
子どもが学校に行かず家にいると
毎回『また邪魔された
』と

感じていました。
これは
この思い込みをゆるめればいいんです。
そうすれば
『邪魔される』と感じる出来事は
起きなくなっていきます。
"お一人様時間の激減"は
私にとって大問題でしたが、
思い込みに気付かせてくれる
大切なお知らせでした。
不登校が教えてくれたこと
「また邪魔された」と
私に感じさせていたのは
目の前の子どもではなく、
実は、
昔の自分が作った思い込みなんですね。
子どもは邪魔なんかしてないんです。
●私がやりたいことは否定される。
●間違えると大変なことになる。
そんな経験での感情が
私の中にずっと残っていたからなんです。
不登校は
親に多くの気づきをくれます。
そういう意味で
不登校はギフトと言ったりしますが、
苦しんでいるときには
理解できないと思いますし、
できることなら
不登校にはならない方がいいと
私は思っています。
苦しいですからね💦
でも
子どもが不登校になったのなら、
せっかく教えてくれていることを
見逃さないでほしいのです。
それは
自分が幸せに生きる種だから。
その種を咲かせるかどうかは
自分次第です。
私は花を咲かせたいと思っています。
そして
不登校の親も子も
きっと
みんな素敵な花が咲くと思うのです。