前回、前々回と
親の期待についてお話をしました。
子どもが学校に行く!
と言う

→親は自分が不安から解放される予感
→だから期待する
でも、子どもが学校に行かなかった

→やっぱりダメだったか…
→余計に不安が増す
→さらに落ち込む
新学期の期待と落胆の流れは
こんな感じだと私は思うんです。
じゃあ、
マイナスをループにしてしまう
出発点を止めるには
どうしたらいいの?なんですが、
それは
親の不安を解消したらいいじゃん!

ってことなんです。
不安の元は自分の中にある
不登校は問題ではありません。
親の課題でもありません。
だけど
子どもが学校に行かないと
なぜか親が
どうにもならない不安に襲われる…
私は夫が亡くなったことと同じくらい、
生き地獄レベルで苦しかったです。
しかしながら…
世の中には
子どもが不登校になっても
全く不安にならない親もいるんです。
この違い…なんで?
私はこんなに苦しいのに…
私だってそうなりたい!と思いました。
どうしてこんなに違うのかというと、
不安の正体は
心の中に溜め込んだ
過去の不快な出来事が元となって
そこに
目の前の出来事を勝手に結びつけて
反応しているものだからなのです。
そういうわけで
不安は人それぞれ違うのです。
自分の不安の元を見つけて
何に反応しているのか気付くこと
それが
子どもの不登校に悩む親が取り組む
第一歩なんです。
あなたの不安の元は何ですか?
子どもが学校に行かないと
何が嫌で
どうなってしまう
と思っているのでしょうか?
例えば私は…
〖頑張る〗が安心で、
頑張らない → 孤独になる
という恐怖がありました。
言葉にすると不思議な感じですね

それをイメージすると
胸が苦しくなって
なんとも言えない怖さが襲ってくる。
この苦しさを感じたくないから
私はどうしても、
長男に
頑張って学校に行ってほしかったんです。
そこに気がつくと今度は
頑張らない→孤独になる
この思い込みを作った過去の出来事と
向き合います。
具体的には
当時の感情を思い出し
気持ちをじーっと感じたり
ノートに書き出したりします。
元の思い込みがゆるむと
不思議と
目の前の捉え方も変わってきます。
また平行して
頑張らないと、
本当に孤独になっているのか?
ということも見ます。
長男は幼い頃から
頑張れない
と言っていましたが

孤独にはなっていません。
むしろ長男は
ありがたいことに
お友達に恵まれています

ムリに頑張らせる必要なんて
なかったんです。
さらに言うと
長男は、私には
頑張っていないように見えていましたが
実はとても頑張っていた
ということにも気がつきました。
こうやってひとつひとつ
丁寧に、冷静に、客観的に、
ものごとをとらえる癖をつけていきます。
そうすると
思い込みは徐々にゆるんでいき
子どもが
学校に行っても、行かなくても、
落ち着いて
見守ることができるようになるのです。
あなたの不安の元にたどり着く鍵は、
●学校に行かないと何が嫌なの?
●未来がどうなりそう?
という問いかけかもしれません。
ぜひ自分に問いかけて
イメージしてみてくださいね!
はなとも公式LINE始めました

メッセージ・ご質問等お待ちしてます

頑張らない長男の話
↓↓