前回は

子どもが不登校になって困ったこと
シリーズ➀【家が散らかること前編】で、


●自分をキレイ好きと思っていた

●イライラの下の本当の気持ち

●実はキレイじゃなくてもいい??

についてお話ししました。




前回のブログはこちら
↓↓



キレイにしていなければならないという思い込み



私は
家はキレイにしていなければならない

と思い込んでいたのですが、



この思い込みの元について

衝撃の事実が発覚しました。




私が家をキレイにする理由は

整った空間が心地よく過ごせるから

と、しばらく言っていました。

本気です。




でも、実は…

そのもっと下には…

家事(特に整理整頓・清潔)
きちんとできないお母さんは

"ダメなお母さん"


と思っていたのですガーン
無意識ですよ…💦




だから

自分はそんな風に絶対なってはいけない!

そんな風に思われては生きていけない!!
(特に母にそう思われたくない)


そのくらいの感覚で

無理して頑張っていたんですね…ネガティブ 



無意識ですよ…

自分のことは
ただのキレイ好きと思っていましたからね








潜在意識ってすごいです(改めて思う)


私の母は
フルタイムで働いていたので

ほとんどの家事を祖母がしていました。


でも、
掃除と片付けだけは母がしていたんです。



料理はしなくてもいいけど

家はきれいにしていないとダメ!

という私の思い込みは、

母親の影響を確実に受けていますね凝視




鏡の法則



それはさておき、
私と長男の話に戻ります。


目の前の相手は

自分が目の前の相手に対して
感じている気持ちと同じように

自分に対して感じているものです。



長男が散らかすことに対して

私が
私の気持ちは大切にしてもらえない

と思っているということは



長男も私に対して
オレの気持ちは大切にしてもらえない

と思っているということです。







想像してみましょう。



長男の目から見た世界



長男からすれば


ゴミを捨てるのだって大変なんだ…ショック



制服は1秒でも早く脱ぎたいんだよ!
それくらい苦痛なんだおーっ!



それなのに
洗濯かごに持っていくエネルギーなんて

…ないぼけー



頑張ってるのに
なんでわかってくれないんだ!イラッ



こんなに疲れてるのに

母さんは
俺の気持ちを大切にしてくれないぐすん



そうだよね…。

頑張ってたんだね。

あなたも
そんな風に感じていたんだね…。





こんな風に
そのときの感情を感じ

自分の気持ちを掘り下げてから


冷静に多角的に見てみると

全然別の見え方があることに気付きます。



そのままのお皿やゴミも、
脱ぎ捨てられた制服も、


私には
長男の頑張った証に見えてきました。






長男は

学校(全日制高校)にちょっと行くだけで
かなりのエネルギーが必要。


これはもう、そういう人なんです。




その、
エネルギーを失い、
疲れはてている長男に



私は
自分の欠乏感からの過度なキレイ好きを
押し付けていたんです。

誠に申し訳ないことでした…




本当にキレイ好きなわけではなく

無理して頑張って
キレイ好きをやっているので


周囲も同じようにしてくれないと

イライラするし
強要してしまうこともあるんです…




そのことに気がついたら

そんな鎧
脱いじゃえばラクチンなんです。



キレイ好きの鎧なんていりません。



本当はキレイかどうかなんて
そんなことどうでもいい人

これが本来の私ですにっこり




まとめ


長男が不登校になってから、

家が散らかることに
ずっとモヤモヤしていました。



でも、そのイライラの奥には、


“ちゃんとした母でいなきゃ”という思い込みがあった。


それを長男が気づかせてくれたんです。



今は少し散らかっていても
平気な自分がいます。


嫌だったことも、
自分を知るきっかけになるんですねにっこり