先日のブログでは



内申点は

ポイントがきっちり数値化されており、



出席率が低いと


内申点が低くなることは

避けられそうにない


と感じたことをお話ししました。








テストが高得点で

理解できているとはっきり示せていても


出席していないと内申点はかなり下がる!




もう、そこはどうしようもない!!


そういう仕組みのようなのです…。







ただ、受験時、

出席数に不安がある場合は

自己申告書というものが提出できます。





自己申告書は

●欠席数が多い理由

●休んでいた時どんなことをしていたか

●進学後どんなことがしたいか


などを記入します。




本人や保護者が書く場合と、

先生が書く場合があります。




それでカバーできる部分もあります。

学校によって違うので確認は必要です。












で、ですね

この内申点の評価ポイントなんですが、


もちろん生徒も知っています。





細かい部分までは知らなくても、



発言、

取り組み姿勢、

ノートの取り方、

提出物、

テストの点数…


全て内申点に反映される




そういうことは

子どもも理解していますよね。





そして高校受験を考えたら


子どもだって

評価は少しでも高い方が良いに違いない!




そう考えるでしょう。




せっせときれいなノートを作成します。



提出物は期限を守ることに必死になり、

答えを丸写しすることもあるでしょう。





内申点を意識して

ボランティアや生徒会に取り組む子もいますね。




みんな、しっかりしています。






このシステムが、

どういう思考を育てるでしょう。









『周りからよく見られたい。』

『周りからよく思われたい。』




  他人軸の思考です。





この内申点のシステムや、


内申点を採り入れた受験のシステムは、




子ども達が

先生の目を意識して動くようになっています。





私は

他人軸ではなく、自分軸で生きる方が、

幸福度は高いと考えています。







中学二年生の娘は先日、


『こっちの方が評価の割合が高いよ』

と先生に取り組み方を誘導されたそうです。



先生は良かれと思って教えてくださったのだと思います。



評価が高い方が

進学に有利だとわかっていますからね。




でも、言われた子どもの気持ちは?





自分がやりたいと思ってやっていたのに。

自分が楽しいと感じてやっていたのに。





先生から『評価』と言われたら


やりたくなくても

評価される方を選んだ方が得かな?


と思うかもしれません。





そんなこと気にせず


評価が低くてもやりたい方を

選ぶかもしれません。





どちらにしてもまだ中学生です。


学校です。


仕事ではありません。






まだ、

自分が好きなこと、


得意なこと、


やりたいこと


探している途中です。




娘は

『評価なんて知らない方がよかった。』

と言いました。



どちらを選択するにしても悩みますからね。

(ちなみに美術の授業でした)






もっと伸び伸びと今しかない時間を

楽しむことは許されないのでしょうか。






他人軸ではなく自分軸で生きる方が

幸福度は高いと思います。




家庭はもちろん


教育現場もそのように変わっていけば




幸せな子どもたちが育ち


幸せな大人になる。





何のために学び働くのか。


幸せになるためではないのでしょうか。