長男は在籍する公立中学校が合わず

中学1年生の2学期から五月雨登校でした。



志望校が全日制高校でなければ

不登校になっていたと思います。




先日のブログは


まるで凄くやる気があるような…

まるで毎日努力しているような…


長男の高校受験への執念?のような内容になりましたが…



↓↓先日のブログはこちら↓↓






当時、家での長男は

ずーっと遊んでいました。



出席のため

なんとか登校はしていましたが



ひたすら、ひたすら、

YouTubeとゲームの日々でした。







長男は

『全日制普通科高校に行きたい』

と言っていました。





でも中学校へはあまり行けていませんでした。




勉強も

①学校へ登校できても1日1、2時間

②週2回の塾(英語と数学)

③テスト前の提出物


以上終了…




これでは受験に対応できるはずありません。




さらに長男は

『努力して学力を上げようとは思わない』

『勉強はしたくない。趣味がしたい。』

とも言っていました…





私は正直

『こんな状態で全日制普通科高校は無理でしょ…』と思っていました。





ところが…





学校を休むようになる前、

我が家ではゲームやYouTubeの時間を制限していましたが



学校へ行かなくなり、

その制限がどんどん緩んでいきました。




そうすると長男は


YouTubeで世界史と世界地図を学び、

『桃鉄』で日本地図を覚えていきました。






私のYouTubeとゲームへの意識は

がらっと変わりました。



長男に合った長男なりの学習法なのだ

と思うようになったのです。








また


中学校へ通えない不安や

高校受験へのプレッシャー



精神が崩壊してしまいそうな所を

好きなことでなんとか保っているようでもありました。





今思えば本当に

YouTubeに感謝。ゲームに感謝です。







それでもまだ私は


『都合のいいことばかり言って…』

『そんなに上手く行くわけない…』


と思っていましたし、



私が長男を信頼できず不安だったので、




少しでも長男の意識が勉強に向くように、

不安を与えてコントロールしようとさえ

していました。



逆効果ですね。





それは

中学校の対応も同じだったと感じています。




中学校は

内申点も当日の点数も

合格ラインを高めに生徒に伝えます。




そうやって油断しないよう意識させ、


少しでも学習する方向へ導こうとしていると思います。




確実に合格してほしいから、という理由からだと理解はしています。






県立高校なら県によって、

私立高校なら学校によって、


違いはあると思いますが、





長男の場合、公立も私立も受験には

自己申告書というものがありました。




学校を長期間欠席していたとしても


自己申告書に


その理由や、

その時取り組んでいた学習内容、

入学後の目標などを記入し、


高校側に伝えることができました。





この自己申告書について

私が詳しく知ったのは


受験の1ヶ月ほど前でした。





自分達が必要かも…と思う情報は

こちらからもっと学校へ質問し


必要な情報を自ら得るという意識が必要だったと思いました。





今現在

五月雨登校や不登校のお子さんやご家族は

受験に対して不安な気持ちになっているかもしれません。



でも、世の中は変わってきていて

進路も様々です。



今の多数派が

未来の多数派とも限りません。



今の正解が未来も正解とは限りません。




先のことはわからないのです。



わからない先のことを思って

今を不安に生きるより


今を幸せに生きることが

幸せな未来に繋がるのだと思います。