要尺の足らない反物から浴衣を仕立てます。 | チャキチャキおばさんのブログ

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【このところの和工房針山

 

リップル地の反物が手に入ったので、マイサイズの浴衣を仕立てます♪

 

反物の総丈:11m40cm程。通常より滝汗短いあせる 私的には12mは欲しいところ。

 

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仕立てる前、軽く水通ししてから仕立て開始ビックリマーク

 

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身頃と袖を仕上げました。

内揚げ無し。袖下縫い代は節約して3cm程。

 

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そして衽。やはり縦に2枚取る丈がもう残っておらず・・・叫びあせる

 

 

 

さて、ベル尺が足らなかった場合の布算段は!?

 

宝石赤その⓵・・”カギ衽裁ち” にする。

(カギ衽裁ちで仕立てた紅梅織着物がこちら

 

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宝石赤その②・・表からは見えない下前部分に別布を使う。

(下前に別布を使い仕立てた小千谷縮みがこちら

 

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宝石赤その③・・掛け衿の下の衿部分に別布を接ぎ合わす。

 

 

今回はその③の掛け衿の下に、先日浴衣仕立ての際、余った浴衣生地(こちら)を接ぎ合わせました。

 

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衿を身頃に付けるとこんな感じ。

 

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でも大丈夫!!

バチ衿に畳んで絎けたら接ぎ布は掛け衿の中へ。外から全く見えません。合格

 

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・・・と言うことで、

要尺の足りない反物からでも、布の算段次第で理想寸法の着物が仕立てられるんですね。

 

 

マイサイズの浴衣の完成です~クラッカー

 

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めでたし めでたし爆  笑音譜