【このところの和工房
】
Hさんからお預かりした夏の長襦袢です。（ポリ78％ 麻22％）
二部式襦袢へのお直しのご依頼。
両袖、衿を外し、裾から丈80ｃｍ程をカット✂、
まずは裾除け作りから。
丈80ｃｍ程カットした上部分(ウエスト部分)に新モスの力布を付けて、付け紐を付けたら完成。
続いて、新モスで半襦袢を仕立てました。
ここまではミシン縫いで
外してあった絽の半衿と、両袖を手縫い(大針)で、 付けました。
半襦袢一枚作っておくと、半衿と袖（替え袖）は着物に合わせて付け替えが自由自在ですね♪
これからやって来る暑い夏
肌襦袢一枚省略も出来るので暑さ対策にも良し
ちょっと一工夫
袖は付け替えしながら着るため、左右の袖が分かりやすいように、
袖口のところに糸飾りを付けました。
Hさんは日頃長襦袢に衣紋抜きを付けて着用されていらっしゃるそうですが、
夏着物の中に着用する場合、衣紋抜きが表に透けて見えてしまう場合もあるため、
衣紋抜きは付けず、背縫いのところにループを付けて差し上げました。
というわけで、
重宝な、二部式襦袢の完成です♪
