ブラピ演じる『運がない自称殺し屋』。
そんな風にしか見えないqqq。
伊坂幸太郎の『マリアビートル』が原作なんすが、
原作?と言えん(汗)
一部のクセツヨキャラ+『きかんしゃトーマス大好き殺し屋』以外のキャラ以外は、ほぼベツモノです。
原作読まなくて良いのでは、と思います。
公開前は、エグい暴力もののアクション映画になる…と宣伝してたのですが、仕上がりは
『ガンズ・アキンボ』並のブラックジョーク映画でしたqqqq
『ガンズ~』は、ハリポタ君ことダニエル君が低予算で出演したのに対し、 こっちは予算を湯水の様に使った感あります。
監督は『フォールガイ』の監督で、元ブラピのスタントダブル。
『ファイトクラブ』のスタントダブルは彼なんだそうな。
左がブラピ、右が監督。

新幹線1本ジャックして、TOHOシネマズ二条にブラピがやってくるー
…てので公開当時大騒ぎ…になったんすが、ブログ主元々ブラピが好きではない(爆)のでどうでもよくて。
それには理由がある。
ブラピ、結婚寸前まで行った歴代元カノ+歴代元嫁とモメたのに、同性+浅いつきあいの人からには、めちゃくちゃいい人フラグ立ってるってのは『?』と思っちゃうのだ。
スティーブ・カレルみたいに『嫁にボクの事聞いてくれよ。
世界一しょうもない男だって言うからさ』というキャリアも家庭も巧くいく人の方が、評価できるかなぁ~と。
家族破綻してても仕事さえ できりゃーいいのさ、ってのは、アラン・ドロンみたいな昭和の世代で終わってるブログ主。
アンタがブラピ好きじゃないって延々と書くなよって?
自分のブログに事実を書いてしまう。
そんなワケで予告編こちら、あらすじいってみる。
仕事復帰を果たした殺し屋レディバグ(ブラッド・ピット)
コードネームは幸運を運んでくると言われる『てんとう虫』のはずだが、仕事内容は
リスクバリ高、闇バイト同然(汗)
前回の仕事は政治家の不倫現場の文○砲をキメるつもりが、撮影現場のホテルの屋上から、人生に絶望したホテルマンが投身自殺ブっこいてレディバグの車の上に降ってきた(爆)
完璧に仕事をこなすはずが、 毎度毎度ポンコツに終わるのにメゲた彼は、復帰直前まで心療内科に通っていた。
今度こそ仕事は完璧にこなし、殺し屋としてのキャリアにけじめをつけようと思ったものの、
今回の仕事がカーバー(ライアン・レイノルズ)の代理と聞かされゲンナリしていた。
仕事の内容は、東京駅から新幹線に乗り、持ち手に汽車のマークがついたブリーフケースを盗んで品川駅で降りること。
仕事の仲介人で指示役のマリア(サンドラ・ブロック)から、仕事に使うものはロッカーから受け取れと言われたが、東京駅で、キムラ(アンドリュー小路)とぶつかり鍵と切符を落としてしまう。
ロッカーの鍵は、ピッキングで開けたものの、これから起こることは予想もしなかったレディバグは、銃を持って行かなかった。
キムラは、息子の渉(ケヴィン・アキヨシ・チン)をビルの屋上から突き落とした犯人のメモを頼りに新幹線に乗り込んだ
その番号のシートを見つけ、犯人だと思い銃をつきつけると座っていたのは10代の少女プリンス(ジョーイ・キング)。
キムラは人違いだと謝るが、
人違いじゃないわよ
と、プリンスはキムラの首にスタンガンを当て、気絶させ、気味の悪い笑いを浮かべた。
レディバグがマリアから依頼を受けたブリーフケースの中身は、身代金だった。
白い死神=ホワイト・デス(マイケル・シャノン)の息子(ローガン・ラーマン)が、日本の三合会というヤクザに誘拐された際にかけられたものだった。
ホワイト・デスから雇われた2人組の殺し屋レモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)とミカン(アーロン・テイラー・ジョンソン)は、三合会のヤクザを殺して、死神の息子を救出。
身代金も奪回し、京都でホワイト・デスに渡すはずだった。
東京駅から新幹線に乗ったミカンとレモン。
レモンは『人生の全ては『きかんしゃトーマス』が教えてくれる』と『きかんしゃトーマスヲタ』ぶりを発揮。
ミカンは『殺したのが16人でも17人でもいいだろ』と、殺した人数どうでもいい主義で揉めだした。
お互いの意見の相違で揉めるのに飽きた頃に本来の任務を思い出したのか、身代金の入ったブリーフケースを探しに行くと、ブリーフケースは、レディバグに盗まれた後だった。
品川駅に着く前に、レディバグは取っ手に列車のシールが貼ってある銀色のブリーフケースを見つけ、無事任務完了するはずだった
がっ!
降りようと思った途端、顔濃いめで白いスーツを着た男ウルフ(バッド・バニー)が乗り込み、『復讐だ』と叫びながらレディバグに襲いかかってきた。
全く身におぼえがなく、ブリーフケースを持って必死で逃げるレディバグ。
ウルフが投げたナイフがスーツケースに当たり、跳ね返り、ウルフの胸に刺さり不慮の事故状態で、ウルフは死亡。
襲われた理由も判らないまま、レディバグはウルフの死体に毛布を被せ、泥酔して寝てるように偽装した。
キムラは、目を覚ますと、自分をスタンガンで襲ったプリンスから、息子・渉を突き落としたのは自分で、言う通りにしなければ渉の命はないと脅す。
プリンスの要求は、ホワイト・デスの殺害だった。
ホワイト・デスは、日本の裏社会のラスボス・峰岸のかつての側近ながら、クーデターを起こし、峰岸を裏切り殺害。
ホワイト・デスは妻を失って以来、屋敷にこもっているので、息子の奪還をレモンとミカンに依頼したのだった。
しかし、レモンとミカンが目を離した隙に、息子は目から血を流して死んでいた。
何者かに毒を盛られていた。
レディバグが、次の駅で新幹線を降りようとしたが、入り口で銃を持った男が立っていたので、別の入り口から慌てて出ようとするも、ドアが閉まり、 降りれなくなってしまう。
レディバグは仲介のマリアに連絡を取り、何故ウルフが突然襲いかかってきたのか、今までの経緯を確認した。
すると今までの任務で関わっていた殺し屋全員が、この新幹線に乗り込んでいたことが発覚した…。
以下ネタバレです。
いやはやこれ、アクション映画じゃーなくてブラックジョークだと思うので、コメディにカテゴリーさせて頂きました、へぇ。
映画は、病室から始まります。
管に繋がれて眠る渉を見つめるキムラ。
病室のテレビでは、動物園からルームスラングという毒ヘビが盗まれたというニュースが流れます。
まさかこのニュースまで 話が繋がっているとは、この時点で思わないのですが。
キムラのスマホに彼の父・エルダー(真田広之)から電話が入り、孫・渉の容態を聞きます。
渉が屋上から落ちた時にお前は何をしていたと、エルダーは息子、キムラを咎めます。
何も言えなくなるキムラ。
エルダー、キムラ、プリンスがどういう関係なのかは、映画中盤すぎから明らかになります。
中盤までのプリンスは、 外国人の目から描いた、サイコパス入った、あざとカワイイ女の子?なんでしょうか(汗)描かれ方がオーバー杉で笑えんというか。
ミカンに、レディバグを知らないかと聞かれても、自分が同じブリーフケースが欲しいので、怯えまくった『フリ』をして、ワザと反対方向指さしたり
ブリーフケースを見つけた途端、態度豹変させて、キムラを捕まえて『暗証番号とけ、息子の命がどうなってもいいのか 』とサイコパス状態。
主人公レディバグは、過去に関わった『闇バイトみたいな仕事』の因縁?が今頃降ってきます。
ウルフが『復讐じゃー!』とレディバグに襲いかかったのは勘違い(涙)
確かに、この新幹線にウルフの仇は乗っているのだけど
おかしな、ぬいぐるみの着ぐるみ着て乗ってたら判るはずもないqqqq
ウルフは、とある国でマフィアのボスの用心棒をしていた男。
マフィア絡みのつきあいの女性に一目ぼれし、結婚するはずが、 披露宴で何者かが毒を盛り、ウルフ以外毒殺されてしまったのです。
運悪くレディバグは
ウルフの披露宴に、マフィアの潜入調査目的で入り込んでいたqqqq
…のでウルフに一族を毒殺して滅ぼした仇と間違われた…という。
過去の仕事(またの名をリスク多杉闇バイト)で、レモンとミカンに関わったのを思い出したレディバグは、彼らがブリーフケースの持ち主だったと 判り、身を隠します。
今更遅い気もしますが。
自分が盗んだことはいずれバレるので、レディバグはレモンの真向かいに座り『以前、ヨハネスブルグで会わなかった?』と声をかけます。
がっ!レモンは
お前みたいな白人のホームレスよくいるからqqqqq
…と一蹴。
エエッΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
オレ、二発も撃たれたんすけど何でっ(@_@)
レモンもレモンで言葉の行き違いというか何なのか、レディバグに『お前、人殺しただろう』て言ってしまうのです。
レモンは『ホワイト・デスの息子毒殺したのお前だろう』と言ったつもりなんですが、レディバグは『(ウルフの一件は)事故だった』と、 両方が言葉足らず、説明足らずで、車内のBBAに『うるさいよ!』とブチキレられながらも、モメます。
レディバグは、レモンに銃で撃たれそうになり、ラップトップで殴り、持っていた睡眠薬(心療内科で処方されたもの?)を、 レモンが持ってた水に全部ブっこんで(大丈夫?)レモンのスマホを持って、車輛を移ります。
自分の置かれている状況が判らなくなってきたレディバグはスマホでマリアに 連絡を取り、何故ホワイト・デスの息子が、ウルフの結婚式で使用された毒と同じ毒殺なんだと聞くのです。
マリアと話しながら、レディバグは車両を塞ぐ為、荷物を積み上げていったのですが、その荷物の中に
動物園から盗まれたはずの猛毒のヘビ・ブームスラングが、ゲージが開いて逃げ出してしまいます
おいおいおい!どうすんだよ(号泣)
レディバグは、ミカンが追ってくるのを察し、近くにいたゲイの乗客(チャニング・テイタム)に、自分の格好をして貰い、ミカンを足止めして貰います。
…おチャム様ことチャニング・テイタム(爆)
『フリーガイ』に、続いて、『どうでもいい役なんだろうけど、ちゃっかり印象に残ってる役』。
話を戻す。
ホワイト・デスの息子を京都まで送り届ければいいハズだったミカンとレモン。
肝心の息子が何者かに毒殺されてしまった上、ホワイト・デスが念のため息子の生存を確認をしたいと、部下を使い2人に静岡で降りろと言います。
静岡で出迎えたホワイト・デスの部下が
横浜○蠅のコスプレ軍団草qqqqq
いやいや、そんなヤクザの下っ端いねぇって…恥ずかし杉る。
まさか『目を離した隙に何者かに毒殺されて○にました』なんて言えないモノだから、息子にキャラモノのメガネかけてレモンが車内で○んだ息子をはしょって『生きてるようにみせかけて(おい)』 ミカンは『ホラあの通り元気だ』とホワイト・デスの部下に説明し、新幹線に飛び乗ります。
やれやれ。
レディバグは、お手洗いに引きこもり、スマホでマリアにホワイト・デスの息子が毒殺された経緯の続きを聞きます。
聞いてる最中にウォシュレットの水が噴き出したり、エアジェットで塗れた髪頭ブンブン振って 乾かしたり、お手洗いの中で忙しいブラピ。
ウルフの結婚式に潜んでいたのは、ホーネットという女性の暗殺者だった。
彼女はブームスラングの毒を使うので知られていた。
ブームスラングの毒は30秒以内に血清を打たなければ、全身の血管を破壊する強力なもので、ウルフの結婚式や、ホワイト・デスの息子の前にも外科医を殺していたというです。
ウルフはホーネットを探せずしまいで○んじゃったけど、ホーネットはまだこの新幹線の中に居るってこと?どこに?
一抹の不安抱えてお手洗いから出てきたレディバグを待っていたのが
ミカン
レディバグがパチったスマホがレモンのスマホだったので、追跡されていたというポンチなオチ。
ボコスコ殴り合いになり、途中で社内販売のお姉さんが補てんにきたので、一旦中断。
マシ・オカ演じる車両が、『今時新幹線は紙切符じゃねーよ、顔認証か、イ○カ使ってくれない(怒)』と、まっとうな車両さん演じたのに、
社内販売そのもの、もうねぇだろう+こんな社内販売のお姉さん居たらおかしいわwwwwなルックス+
ドモアリガト、と言って1本1000円のボったくりソーダをミカンに買わせ、空き瓶でミカンをブンなぐるレディバグ
そ、その後もだよ、取っ組み合いで、レディバグがありえない所から緊急脱出ボタンなど押してしまい、ドアから吹っ飛んで落ちそうになって、また戻ってくるのです。
お前らはイーサン・ハントか!
2人で取っ組み合いをしていると、ミカンのスマホに、ホワイト・デスの部下から電話が入ります。ミカンとレモン2人で降りて、ブリーフケースを見せろというのです。
全然信用されてませんな。
向こうはレモンもミカンも『本人』を確認してないのをいいコトに、レディバグがレモンのフリをして、そこら辺のブリーフケースを持って 浜松駅でミカンと降りて、ホワイト・デスの部下と対峙。
ミカンは、ホワイト・デスの息子殺しの身代わりが必要だと言うのです。
レディバグは、新幹線のドアが閉まるギリギリのタイミングで、ミカンを蹴り出します。
ここでミカン退場~と思いきや
夢の超特急の運転席前方の窓を壊して中に入るって???
ムリ杉qqqqq
映画館でもこのシーン、あちこちゲラゲラ笑い声、失笑、ええー?ありえへん、なリアクション。
浜松駅でホワイト・デスの部下と対峙する時は『列車のシール』が貼ってあるブリーフケースじゃなく『そこら辺にあった適当なブリーフケース』を持ってでたので、レディバグは命拾い。
モノホンの列車のシールが貼ってあるブリーフケースは、キムラが開錠したのはよかったのですが、プリンスが開いたブリーフケースに爆弾をしかけるのです。
映画のメイキング映像こちらなんすが、同じ様な出で立ちで、U2のジャパンツアーにお忍びで来てたのを、ファンに見られてたブラピ。
一方レモンはキムラとプリンスに、レディバグとケースを見なかったか尋ねます。
喉が渇いたのか水を飲むのですが、それはレディバグが、ありったけの睡眠薬を入れた水だったので、みるみるうちに意識がなくなるレモン。
プリンスはブリーフケースはみていないと答えますが、ケースとは言ったが、ブリーフケースとは言っていないと、疑いの目を向けます。
ま~、プリンス
『ワタシッ!このオジサン(キムラ)に身代金目的で誘拐されて脅されてるのっ!信じて(ウルウル)』と名演技。
レモン的に『きかんしゃトーマスのディーゼルキャラ』なのに名演技草。
監督流『電子コミックに出てくる悪役あざとカワイイ系の解釈乙』
レモンは迷った末に、キムラを撃ってしまいます(バカ)
お手洗いにキムラを隠していると、レモンが、プリンスの鞄に銃が入っているのに『今更』気づくのです、遅いわ。
プリンスはコロっと変わり、冷酷なサイコパスの目で、レモンに銃を突きつけます。
車内に落ちていたキムラのスマホを拾ったレディバグは、スマホが鳴ったので出ます。
電話の主はエルダーでした。
拾っただけだから京都駅に預けておくと言い、レディバグは一方的に切ってしまうのです。
暗殺者ホーネット、どこに潜んでるの?というと、社内をウロついていた、よく判らない着ぐるみの中にいました。
やたら暴力的な着ぐるみだなと思ってみてましたが、まさか暗殺者とは。
着ぐるみの後、ホーネットどこで出てくるんじゃいと思ったら
絶対バレるやんwwwな社内販売のお姉さんなコスプレでレディバグの前に現れます
レモンとミカンにとっては身代金ですが、ホーネットにとってブリーフケースの中身は『報酬』だったのです。
もみ合いになり、毒を刺されるレディバグ、すぐさまその毒でホーネットを刺し、血清を奪い、ホーネットは、のたうちまわって○ぬのだけど
ブラピよ(涙)、目の前でのたうちまわって○ぬ女に対して
『水でも持ってこようか』はねぇだろうよqqqqq
ほぼ無理な方法で新幹線に乗り込んだ乗り込んだミカンが車内を歩いていると、お手洗いで血を流してレモンが倒れていました。
ミカンは『○んだと思い』ホワイト・デスからの連絡に本当の事をぶちまけてしまいます。
朝の通勤ラッシュで白日の元、俺たちを殺すのかとミカンは ホワイト・デスを脅しますが、ホワイト・デスは席は全て買い占めた、お前たちしか乗っていないと返り討ちにされてしまいます。
ミカンは、プリンスの肩にディーゼルのシールが貼ってあるのが目に入ります。
常々、レモンがディーゼルは最悪のワルと言っていたのを知っていたミカンは、レモンを殺したのがプリンスだと気付くのです。
がっ!
プリンスは、またもや『電子コミックのあざとカワイイ女子』ぶりを『通りかかったレディバグ』の前で発揮。
私何もしてません状態。
レディバグはミカンともみ合いになり、ミカンを殺してしまいます。
ミカンがディーゼルと言い残すも、何を言ってるのか判らずじまいのレディバグ、運悪杉。
プリンスは京都駅で、怖い人が待ってるというので、米原?で降りようと提案するのですが、プリンスがダダをこねておりられず(またかよqqqq) そこにエルダーがやってきて、プリンスの向いに座ります。
レディバグは、逃げてきたブームスラングに絡まれ、お手洗い(何かにつけてお手洗いが出てくるこの映画)に走って行き、ブームスラングを引きちぎりお手洗いに流します(流れたんか???)
エルダーは、プリンスにビルの屋上から孫を突き落したのはお前だなと話し、突き落とした理由も聞きます。
貴方の息子のキムラも孫も死んだというプリンスでしたが、エルダーが先回りし、孫の命は無事でした。
…プリンスの『あざとカワイイ攻撃』もエルダーには効かず、プリンスは自分でホワイト・デスを殺すと、席を立ちます。
毒蛇ブームスラングを振り払ってきたレディバグが戻ってきた所で、エルダーは頼まれてもいないのに、自分の身の上話をします。
エルダーは、日本の裏社会のラスボス・峰岸の組織の元幹部でした。
暴力団なんとか組とかいう奴です。
映画での描かれ方が、松田優作の『ブラックレイン』とか『極道の妻たち』の時代背景で止まってるのか、ハチャメチャです。
細かいコトを気にしてると 観てられないメチャクチャな映画です。
ある日、峰岸はエルダーを含め他の幹部が止めるのも聞かず、ロシアンマフィア出身のホワイト・デスを仲間に入れました。
ホワイト・デスは謀反を起こし、屋敷に火を放ち、峰岸は殺され、エルダーの妻も殺されてしまいました。
唯一の救いは隠れていたエルダーの息子だけが助かったこと。
息子を守る為、エルダーは身を隠すことにしたのです。
エルダーは、ホワイト・デスに復讐するチャンスをうかがっていたものの、近づく方法すらなかった…
…この新幹線、偶然巻き込まれたレディバグ+御役目貰ったレモンとミカン以外
誰かに復讐する目的で乗り込んだ奴ばっか
新幹線に乗った殺し屋同士、殺す相手間違えた為、交換殺人になったので(滝汗)、復讐が果たされず、事態がややこしくなってる感がある。
オレは不運ばかりだと嘆くレディバグ。
エルダーは、レディバグ(てんとう虫)は、人々を不幸から守るために、悪運を背負っている、それも運命だと諭すのですが、 レディバグはますますメゲます。
ホワイト・デスは私が引き受けるから、息子と共に京都駅で降りてほしいとエルダーは頼みます。
お手洗いをあけると、なんとぉ。
ジャ○プマンガの登場人物の様に『死んだはずなのに生きてました状態』の キムラとレモン。
レモンは防弾ベストを着ていて、撃たれても無事だったのです。
自分の首にかけられたネックレスを見て、ミカンの事を聞いてくるレモン。
レディバグがミカンを撃ったことに激怒するレモン、キムラも撃たれたとレモンに怒り、口論になります。
エルダーが間に入り、目の前の敵はホワイト・デスだと言い、話し合います。
京都駅から乗り込むホワイト・デスの軍団に対抗すべく、 キムラは新幹線の最後尾に、レモンは新幹線の運転席に、レディバグはブリーフケースを持って時間稼ぎをすることになります。
京都駅に到着した新幹線に、乗り込んできたホワイト・デス。
プリンスはホワイト・デスの娘でした
父親の殺しの依頼をする為にキムラの息子・渉をビルから突き落としたというプリンス。
感情歪み杉な理由が、ここで判る。
あんたが愛情をかけてくれなかったから、こんなに(私は)歪んだんだと、ホワイト・デスに銃をつきつけるプリンスでしたが、ホワイト・デスは
自分が進む道にお前はいない
…と吐き捨てる様にいい、プリンスから銃を奪いました。
ホワイト・デスにブリーフケースを渡して、御役目御免と思っていたレディバグ。
ホワイト・デスの息子が誘拐された時、ホワイト・デスが止めるのも聞かず、妻が車で出てしまった。
ホワイト・デスの妻の車に突撃して殺害したのがカーバー。
カーバーはホワイト・デスを暗殺しようとしてしくじっていた。
その後始末をレディバグは押し付けられた形になっていた。
ホーネットは病を患っていたホワイト・デスの妻の手術が出来る唯一の外科医を毒殺。
次に狙っていたのは、ホワイト・デスだった。
えええええ?オレ、カーバーじゃねぇですし?人違いで殺すのやめて貰えます?そこのロン毛白髪の眼光鋭いおじさんqqqq
も~やだな~これ以上不運に巻き込まれるの~と、レディバグが人違いだと言った所で、ホワイト・デスがブリーフケースをあけた途端
ドッカーン
プリンスが仕掛けた爆弾が爆発します。新幹線の中に爆弾って???
運転席までたどり着いたレディバグは、新幹線を発車させたレモンが、操作方法が判らず、アタフタしだします。
…総合指令室とかそういう設定完全に無視してますな…、どうなっとんの…。
操縦席まで追ってきたホワイト・デスの部下(何故に能面つけているか謎)とレモンが戦っている間に、レディバグは操作説明書(何で冊子なんだよ、今時)
を見つけるのですが
あっさりと窓から風で飛ばされちゃう操作マニュアル本(うそーんqqqqqq)
ブラピが出てくるブラックコメディとしか思えないこの映画qqqqq
どんどこ加速するので、対向車線から来た別の新幹線に胴体が当たり、ボロボロになりながら走り続ける新幹線(そんなので走るわけないだろう)
…こうなると 新幹線が題材のベツモノブラックコメディ。
レモンがホワイト・デスの部下を巻き込んで、まさかの!新幹線から川へダイブ(全身打撲で○ぬだろ)
やっとのことでレディバグ、操縦席の非情ブレーキを見つけるものの、ブっ壊れていて(涙)
ハイテク新幹線なのに、
旧車のエンジンかける様に、電線ひっぱってきて(そんなハズねぇだろ) 急ブレーキを作動させます。
ホワイト・デスの部下を、次々となぎ倒していく、キムラとエルダー。
エルダーの元にホワイト・デスが現れます。
何故この新幹線に乗っていると聞かれ、お前の娘のせいだと答えるエルダー。
エルダーとホワイト・デスの一騎打ちとなり、エルダーは追い込まれますが、急ブレーキがかかり、ホワイト・デスは吹っ飛びます。
そのスキを狙い、キムラがペットボトルをホワイト・デスに投げつけ、隙を逃さず、エルダーが刀でホワイト・デスを切りつけます。
…何で日本人=サムライなのか、という描写が判らんのですが…。
ハリウッドに渡って、かなりの年月経つ、真田広之でも、そこら辺を米国人に理解させるのは難しいんでしょうねぇ。
新幹線の急ブレーキは間に合わなかったといえども、ここまで大惨事になったら、日本経済やっていけないだろ、と思うようなクライマックス。
線路の終点の壁を突き破り、新幹線の車両ごと空中にド派手に新幹線の車両がバラバラに放り出され、レディバグは宙を舞い、ホーネットが着てた着ぐるみにバフンとぶち当たり、命拾いします。
…ブラピ演じる闇バイト殺し屋。
仕事の運はついていないけれど、生き延びるという意味では運があるらしい。
空中分解した新幹線から、這い上がってきたホワイト・デスに、レディバグは『オレは(お前が探してる仇の)カーバーじゃない』と言うのです。
ここまでやったのに、オレの努力ムダにするなぁぁぁ~と言わんがばかりに怒るホワイト・デスが銃で撃とうとするのですが弾切れqqq
プリンスから奪った銃で撃とうとすると、暴発し、ホワイト・デスはあっけなく死んでしまいます。
キムラとエルダーも何故か、あの新幹線から脱出?し、レディバグに合流するのですが、厄介なことに、プリンスが生きているのです。
銃を向けるプリンスでしたが
川にダイブしたハズのレモンが運転する果物(ミカン)のトラックに轢き殺されて、あっけなくお陀仏になります。
エルダーとキムラが去って行った後、レディバグの元に現れたのはマリア。
もう嫌だぁぁぁぁぁぁと半ベソ状態のレディバグ。
車に乗り込もうとすると、壊れた電信柱が車に直撃し、車が大破。
主人公とマリアは、歩いてトイレを探しに行きます。
…どこまでもお手洗いが付きまとう映画でした、はぁ。
東京下町の呑み屋街を歩きながら指令を受けるブラピが映し出されるんすが。
BGMが『サタデーナイトフィーバー』が気だるくかかり(唖然)
呑み屋街は、サビれきった、昭和50年代の炭鉱町っぽい感じになってます。
監督リサーチサボり杉。
セット滅茶苦茶に作り杉。
仕事がガサツ。
だからこの映画、今の今までレビューを書かなかった(涙)
新型コロナのロックダウンの中の撮影だったこの映画。
本来16両編成の新幹線を、3両作り、LEDのウォールに全部風景を3車両分風景を映し出して撮影。
『ブレードランナー』みたいな、なんちゃって近未来な新幹線になったのは、 セット撮影だった、からかもしれません。
映画館で観た当初は、レビュー書く気も起こらなかった映画で『お蔵入りにしようかな~』だったんですが、6月にブラピの真っ当な映画も公開されるのと、
この間、BS初放映で観たこの映画の吹き替えが、ブラピ公認声優の堀内さんだったので、
書いておこうかな~と、今更ネタバレ書いてみました。
ホント、米国人の大半が、日本のことを、こんなハチャメチャな誤解をしないでくれと、思ってるぞ。