【グランツーリスモ】マーデンボロー以外のGTアカデミー優勝者って誰? | Que amor con amor se paga

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映画『グランツーリスモ』公開中なんすが、その前に元となったプレステのシュミレーションゲーム『グランツーリスモ』と、 このゲーム愛好者から、リアルレーサーを育成しようと、日産が'08年~'16年まで肩入れした『GTアカデミー』

でもって、映画の主人公のマーデンボロー以外のモデルになった人物っているだろ?というギモンを、映画のネタバレよりも先に書こうと思う。

『グランツーリスモ』ってゲーム、なんだんねん。
というと

'97年にプレステからリリースされたドライビングシュミレーションゲーム。
'23年にシリーズ25周年記念・シーズン7が出た。
開発者の山内さんのコメント付き動画。
山内さんは、映画ではヤンとガールフレンドのオードリーが東京の寿司屋に寄るシーンで、寿司職人役でカメオ出演してたりする。



シリーズをプロデュースし、GTアカデミーの発起人のひとりとなった、山内氏。
石1つ転がる音、景色の色合い、ライティング、ゲームで再現されるビジュアル、音響に拘った理由は

モータースポーツに興味のない、知らない人に、レースの面白さをどうすれば伝えられるか

…ということ。

これぞブログ主が、趣味の面白さを伝えるときの基準にしてる『何それ喰えるの?』と考えている人たちに、 趣味の面白さ以上のモノを伝える…ことを現わしているのだと思う。

シリーズ1から7まで、25年の追った動画がこちらなんすが、昔は画像が荒かったけど、今は滑らか。
そのうち車が飛び出すんだろうなと。



ゲームだから、珍車、名車も出てくるし(爆)
世界最古の車も出てくれば救急車も出てくる。
映画みたいに、NISMOのレースカーばっかりじゃぁない。



元々プレステ、されどプレステ、シュミレーションゲームだから、フル装備備えようものなら

60万

…ぐらいかかるらしいよ、グランツーリスモって(滝汗)
プレステの領域超えてるqqqqq

ブログ主が10代の時に、このゲームなくてよかった((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
絶対ハマってた(号泣)

珍しいって言われるぐらいゲーム興味ゼロなんすが、グランツーリスモは別。

車選ぶ→好きなようにチューンナップして走るシュミレーションゲームなんて、
ヤバいぐらい金つぎ込みそうで怖い(涙)
愛車代替の為に、 旅行行くのを諦めたつーぐらいなのに。

映画では、'11年度のGTアカデミーをモデルにして描かれているんすが、実際のGTアカデミーは、'08年~'16年まであり、ヤンの前にも優勝者が居て、彼よりも先にレースで活躍したドライバーもいたのです。

ま~コンスタンスにレースで成績を残していたのがマーデンボローだったのと、彼の物語を描く方が、プレステ+日産の宣伝になるのは確実だったんだろうなぁと思います。

来日していたマーデンボロー
観光慣れしてない所がポイントアップ。



GTアカデミーの選考、予選会の詳細を、映画は長尺だったにも関わらず全然描いてないんすが(そこをきちんと説明しろよ)
リアルGTアカデミーの各国予選会って、かなりキツい。
’15年だと

世界6万人が挑戦し日本からは6人が海外に挑戦

優勝に届かず涙をのむ結果に。
’15年の様子がこちら



映画の様に、オンラインの勝ち抜き予選会だけで、GTアカデミー最終選考者が決まるのでもなかったようです。

そんな中、'16年にやっと、日本人チャンピオン登場、冨林勇佑。

GTアカデミーが、'16年で終わってしまったので(涙)、日本からやっと優勝者が出てくれてホっとした…って感じ。
前年'15年あれだけ期待されていただけに、最後の最後に間に合った感があった。



冨林選手のインタブーなんすが。

大学一回生で免許取って→ライセンス所得→いきなりレース優勝(唖然)

仕事兼趣味で使うシュミレーターが、200万以上って(滝汗)
業務用コーヒー豆の焙煎機買うのに比べたら安い買い物じゃん、と言われたらそれまでかもしれんけどqqqq

でもって、映画の中の登場人物もモデルがいるわけで。

GTアカデミーの最終選考に残ったスペイン系のドライバー・アントニオ(ペペ・バロッゾ)のモデルは、ルーカス・オルドネス。

マーデンボローより先にGTアカデミーの優勝者となり、レーサーとして功績を残しながら、
GTアカデミーアジア大会開催と日本開催に尽力を尽くした人だったらしい。



マーデンボローとトップを争ったマティ(ダレン・バーネット)のモデルは、ブライアン・ヘイトコッター

マーデンボローと同期の'11年GTアカデミーで、北米地域優勝者。
選ばれた時は30歳でラストチャンスだったという。



この写真は、映画にも出てきた24時間ドバイ耐久レースのもの



映画ではマーデンボローが、ドバイのレースで4位以内に入るのがライセンス所得の条件になっていて、結果はSP2クラス3位(総合26位)で、マーデンボローはライセンスを所得出来たレース。

写真左から、マーデンボロー、ヘイトコッター、ジョーダン・トレッソン('10年GTアカデミー優勝者)、ルーカス・オルドネス。
…やっぱり映画にはマーデンボロー以外にも他の年度、他の地域優勝者のモデルがいたというのがナットク。

ヘイコッターが優勝したという北米GTアカデミーって、こんな感じなんすが、ナンジャコリャ???
日本の比じゃないぞ???

男塾とコロコロコミックが、あべこべにまざった世界かもしれん。

グランツーリスモのパチンコってないんだろうか?
ソ○ーの版権厳しいから作れないんだろうか。



ちなみに、オーリー演じるダニー・ムーアのモデルは、欧州日産のダレン・コックスという人。

山内さんがダレンに出逢ったのが、'04年のニュルブリンク。

宣伝マンのダレンは『グランツーリスモ』で、日産車のプロモーションをしたい。
山内さんは『グランツーリスモ』で、ドライビングスキルを調べることができるのか、そこからプロドライバーを育成 することができるのかを知りたかったんだろうなと。

今じゃ、レースで実際のコースを走る前に、グランツーリスモでシュミレーションするレーサーも多いらしい。

GTアカデミーで何万人のグランツーリスモマニアの中から選ばれる勇者は、どの世界に行っても通用する人材なんだろうな、というのが、映画+リアルを見て思ったブログ主でした。