こんにちは。
調布市でフルートの指導をしています、原嶋由紀です。
小学生以下のお子さんのピアノとリコーダーのレッスンもさせていただくことがあります。
フルートを吹き始めてみたものの、何と無く思い通りの音が出ない時、ありますよね。
そう言う時に、とにかく
もっと吹かなきゃ!もっと、もっと!
と、とにかく吹く、エネルギーを与え続ける生徒さんに出会うことがあります。
待って待って!
楽器も、「鳴る」ためにちょっと時間が必要、と言うか。
フルートはなぜ音が出るのでしょうか。
フルートという楽器の音が出る仕組みと、フルーティストが「吹く」と言うことと、その2つが揃って音がでる。
私たちができるのは「吹く」方だけ。
吹いたら、少しだけ、楽器の仕組みが作動することを待ってみませんか?
つまり、鳴り始めるまで少し待つ。
それを待たずに、「吹く!吹く!吹く!」をやってしまうと、その吹き方そのものが理想的なのかどうか、観察する暇がなくなってしまう。
まず「吹く」
そうしたら、楽器がどんな反応をするか、観察をする。
楽器がどんな風に反応するかどうか観察をすると、自分の奏法のどこの注意したらいい音が出るのか、発見することができるかもしれません。
大切なことは、フルート吹く人自身が発見すること。
発見力を育てること。
楽器にもやりたいことがあるかもしれない(笑)
ちょっとコミュニケーションをとるつもりで、吹いた後は反応を感じてみてください!
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