こんにちは。
調布市でフルートの指導をしています、原嶋由紀です。
小学生以下のお子さんのピアノとリコーダーの指導をさせていただくこともあります。
今日は土曜日。
ゆったり気分と行きたいところですが、土曜はいつもなんだか大忙しです。
でも今日は、午前中に中学生の生徒さんがレッスンに来てくれてその後はゆっくりできた1日でした。
6年生の時に出会った生徒さんが今年は高校受験で、びっくりですが、長く通っていただけるのは本当に嬉しいこと。
今日は、来る途中にこけちゃった、が第一声で、バンドエイドを渡すところからレッスンがスタートでした(笑)
今回は擦り傷だけですみましたが、自転車でレッスンに来ていたので、楽器がどっかに飛んで行ってなくてよかったです。
もちろんもちろん、本人に怪我がないことが第一ですが、自転車のカゴに楽器が入っていると、何かの衝撃でカゴから楽器が飛び出てしまうことがあるので、気をつけてください!
楽器をむき出しでカゴに入れない。
楽器ケースごとすっり入ってしまうようなカバンに楽器を入れる。
可能なら、リュックに入れたり、たすき掛けにして楽器は身につけることお勧めします。
でも、まず自分が怪我をしないことを第一に、ね。
さてさて、中高生のレッスンをしていると、私が吹いているとき、一生懸命に指を動かして確認している姿によく出会います。
ですが、私は、時々、それを禁止します(笑)いつもじゃないですよ。
うまくいかないことがあると「指がー」と言う人が多いのですが。
指が正しく動いていたら、正しく演奏できるのか?
答えはNoです。
残念ながら、運指が正しくても間違った音が出ることがあります。
フルートのキイは音程を定めるためのボタンではないので、運指が正しくても、吹いた息と楽器の中の空気の柱が上手く出会っていないと出したい音は出ません。
指が正しくても、吹き方によっては間違った音が出てしまうことがある。
指で一生懸命おさらいしていると、肝心のお耳がお留守になってしまって、運指のことだけ考えて、間違った音色のまま吹き続けてしまうことも。
指で吹かずに、耳で吹く。
そんな風に考えて練習してみてほしいな、と思います。