【富山・高岡市】戦国時代の一向宗大拠点 国宝 勝興寺 | キティ写真館♥電車旅で御朱印&マンホールetc.

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2023.12.20

 2022年に国宝指定

 JR東日本の

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富山県高岡市まで1泊2日の旅

(能登半島地震の12日前のお話です)

伏木地区の続き

勝興寺 へ参拝しました


総門 (国指定重要文化財)◆

天保11年(1840)建立の高麗門

重要文化財の高麗門では最大級の門

 ▼寺は土塁・濠で囲まれており

越中の国府跡といわれています

 

唐門 (国指定重要文化財)

明和6年(1769)建立

前後の軒に唐破風が付く間口6mの門

明治26年(1893)京都の興正寺より、

2艘の北前船を利用して移建

 

2022年12月に国宝指定され

国指定重要文化財も多数ある

歴史ある寺院です

 ▼右が本堂、左が経堂

 ◆ 本堂 (国宝)

寛政7年(1795)建立の大型の仏堂。

国宝・重要文化財の建造物の中で、

本堂では全国9番目の規模を誇リます。

本願寺阿弥陀堂を規範とし、

本願寺の宮大工が図面を引いています。

 ▲雪国でよく見られる

三角形の雪よけトンネル

 雲龍山 勝興寺

(浄土真宗本願寺派)

本尊:阿弥陀如来

開基:蓮如

文明3年(1471)蓮如が、現在の

南砺市土山に創建した御坊がはじまり。

その後、佐渡にあった

順徳天皇御願寺の勝興寺を再興し、

寺号を相続して勝興寺と称しました。

勝興寺は戦国時代、瑞泉寺と並んで

越中一向一揆の中心勢力として

猛威を振るいましたが、

天正9年(1581)焼き討ちされました。

その後、佐々成政が古国府城の土地を

越中一向一揆に寄進、現在に至ります。


▼荘厳で壮大な本堂内部

 

経堂(国指定重要文化財)

文化2年(1805)建立

 

「大広間と式台」のある建物

 ▼大広間(国宝)

元禄5年(1692)建立

 ▼式台(国宝)

元禄5年(1692)建立


御朱印(直書き)

 

能登半島地震では、仏具が落ちたり

経堂内部の板戸が外れたりしましたが、

目立った損傷はないとのことです。


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