たるみの予防には

どんな美容治療をすれば良いか?と

聞かれることがあります。


治療はその病状を治すことなので、

予防の治療っていうのがあるのかは

私にはわかりません。


美容医療を様々受けていますが、

美容医療を受けていなかった私が存在しない以上、

これは予防効果があったとか、なかったとか

言い切ることができません。



虫歯の予防も、シミ予防もたるみ予防も、

髪が傷むのを予防するのも、

基本的に

日々のケアでしかできないと思っています。


虫歯予防も歯医者さんでできることは限られていて、

結局毎日の丁寧な歯磨きが一番大切。 




シミ予防も物理的な遮光、

スキンケアなしでは叶いません。





日々の適切なケアの継続をせず、

美容医療で一発逆転みたいなことって

ないと思っています。



美容医療は自費診療で

病気じゃないものを治療できるので、

なんでもできるように

思えてしまうのかも知れませんが、

老化予防ってすごく難しいです。


それができるとしたら、

10代からやっておけば

そのままずっと老化しないことになりますから…



皮膚のたるみの原因は様々あって、

加齢、紫外線によって

皮膚や皮下組織の弾力が低下する。

加齢により骨が萎縮し、皮膚が余ってたるむ。

加齢によりリガメントの弾力性が低下したるむ。

などです。


それ以外には、

内的外的ストレスによるもの、慢性炎症、

タバコ、糖質の摂りすぎなど様々あります。


加齢は避けられないので一旦置いていて、

内的外的ストレスは

心がけることができますキラキラ


内的ストレスは精神的なものです。

ストレスを感じるのコルチゾールという

ストレスホルモンが分泌されますが、

コルチゾールは皮膚にも存在します。 


皮膚コルチゾールによって

リンパ管、毛細血管の細胞が減少。

コラーゲンⅤ型、Ⅶ型が減少。

基底膜が脆弱化することが

POLAさんの研究でわかっています。


その他、

セラミド分解酵素ASAH1の遺伝子発現の増加

水分蒸散量の増加など

たるみ以外にもストレスは本当に美容に悪いです。



怒らないこと、ストレスを溜め込まないことを

心がけることも大切なことです。

いつもニコニコしていて

ハッピーオーラのある人って

肌の弾力もあってたるみが少ない気がします。


私は毎晩、

今日はあの人こんなことしてくれたなとか

感謝しながらスキンケアをしたり、

寝る前に感謝の気持ちを口にすることにしています。



2週間の臨床試験ですが、

感謝日記を書くと、

ポジティブな感情や幸福感が高まり

ネガティブな感情や抑うつ症状が減少したそうです。 


まずは、ごめんね!をありがとうに変換キラキラ


例:色々やってもらっちゃってごめんね💦

→色々やってくれて本当にありがとう!


ありがとうを言う方も言われる方もハッピーで

winwinです。



外的ストレスとは、

外的刺激による肌ストレスです。

主に紫外線とメカニカルストレスというものです。

メカニカルストレスとは

体内の細胞や組織に物理的な力、

圧縮、伸展などのことです。


メカニカルストレスによって

細胞が変形し、

皮膚弾力性が低下することをFUJIFILMさんが

発見しています。





うつ伏せ寝や横向き寝により

コラーゲン、エラスチン生成に関わる

遺伝子が減少。

コラーゲン分解酵素が増加。

メカニカルストレスによって

線維芽細胞の遺伝子発現が減少。


変形ダメージを受けた状態で紫外線を浴びると

それが固着するとも言っています。


なるべく仰向けで寝ること

変形ダメージはグリグリマッサージや

顔ヨガなどでも発生するので、

紫外線を浴びる前は

特に気をつけた方が良さそうです。


軽くマッサージすることがあるのですが、

夜にしています。


骨の萎縮対策は

骨への適度な刺激とビタミンD晴れ




たるみの治療には美容医療が有効ですが、

たるみの予防は日々の努力がとても大切です。