
たるみって色々な要素があります。
その一つに骨の萎縮があります
骨、筋肉、脂肪などの皮下組織があって、
若い時はそれにぴったりの皮膚で、
その皮膚にもハリと弾力があって、
たるみのない状態がキープされています。
皮下組織が小さくなれば、
当然皮膚は余るのでたるみが生じます。
顔の骨の老化は、
たるみや顔立ちの老化印象に直結します。
しかも、顔の骨は
身体の骨よりも萎縮しやすいそうです
骨は萎縮して小さくなるのに、
眼窩や梨状口は開大するんです💀
眼窩は目の穴、梨状口は鼻の穴です。
なので目は窪むし、鼻先周り大きくなります。
上顎骨、下顎骨も萎縮すると
人中は伸びるし口元が凹むので、
マリオネットラインができます。
こめかみも凹むし、頬骨も低くなります。
頬骨が小さくなると顔が平坦になり、
中顔面が長く見えるようになります。
そんな感じで、
骨の萎縮も老化印象に大きく関わっています。
骨が萎縮する原因は、
骨を作る働きと骨を壊す働きの
バランスが崩れるからです。
骨を壊すというのは、
骨を新しく作り替えようとする働きです。
なので、
骨を作る細胞の働きを活性化することが
骨の萎縮の予防に繋がります
ポイントは、
①運動
②栄養
③女性ホルモンケア
骨を作る細胞の働きを活性化するには、
骨に対して軽い衝撃を与えることが有効
と言われています。
歩くなどの運動は、
かかとから軽い衝撃が加わります。
老化予防に運動は大切って言いますが、
こういうところからも大切なのがわかります。
ジャンプなんかも良いので、
私は10回ジャンプしてます
膝に負担がかかると困る方は
かかと落としとかでも良いと思います。
むくみとたるみの関係を
POLAと資生堂が研究しています。
POLAはストレスホルモンによって
リンパ管、毛細血管の細胞が減少。
基底膜を構成するコラーゲンも減少。
資生堂は
リンパ管内皮細胞が欠損、
リンパの中を流れている脂肪酸が漏れ出し、
脂肪酸が脂肪細胞の分化を促進。
それによってたるみに繋がるとのこと。
ストレス発散とむくみケア、
また質の良い睡眠のために
少しの時間でもお湯に浸かると良いと思います。
次に栄養ですが、
骨はカルシウムとコラーゲンで出来ています。
カルシウムの吸収にはビタミンDが必要。
ビタミンDは、
紫外線を浴びることで体内生成されます。
UVケアをしていると
十分でないことがあるので、
サプリメントで補充するのも良いと思います。
また、骨のしなやかさを保つには
コラーゲンが必要です。
タンパク質を摂ることもとても重要。
タンパク質を意識した食事を続けるのは
なかなか難しかったりするので、
プロテインで補うのも良いです
女性ホルモンには、
エストロゲン(卵胞ホルモン)と
プロゲステロン(黄体ホルモン)の
2種類があります。
エストロゲンには骨の形成を促し、
骨の吸収(古い骨を壊す)を
抑える働きがあります。
40代以降になると
それまで骨を守っていた
エストロゲンの分泌が減少するために、
骨密度が低下し骨の質も劣化して
骨がもろくなります。
細胞の女性ホルモン受容体に働く
活性型のイソフラボン、
エクオールを摂取するのが良いです。
大豆製品を食べると
腸内で大豆イソフラボンの一種が
腸内細菌の力を借りてエクオールに変化します。
しかし、エクオールは
日本人の50%しか作れないと言われています。
大豆製品から
エクオールを作れているかどうかは、
検査キットでチェックできます。
作れない人は
骨に軽い衝撃を与える運動は
お金がかからずすぐにでもできますし、
習慣にしてしまうと当たり前にできます
私は今日も10回ジャンプしました
ジャンプされる方は、
膝を曲げて着地
膝を傷めないようご注意ください。