ヨーロッパに10日間出張中の夫を毎日ストーキング(←家族のロケーション・シェアリングで見ている)していると、本当は2週間の予定だったんだけど私の手術のために短縮したので、毎日忙しくあっちこっち移動していて面白いです。
ブロッケン山のそばにいる!
このブロッケン山というのは、行ったこともないのに私にとって思い入れのある山なのです。
なぜなら・・・
小学生のとき、ジュニアチャンピオンコースの「世界のなぞ世界のふしぎ」で繰り返し読んだから!
見よ、このボロボロになった本を!
ブロッケン山の怪物というのは、山登りする人々が霧の濃い日に巨大な怪物に遭遇する事件が続く、というお話です。
調べてみると、霧がスクリーンのようになって登山家本人の姿が山だか空中だかに大きく映し出されていた、という結果でした。
小学生の私は、世界のふしぎ、自然のふしぎに感動し、人間以上の何かの存在を感じざるを得ませんでした。
そういえば数年前、これも偶然なんだけどブロッケン山があるハルツという町から来た人がいて、ハルツは魔女のお祭りで有名らしくて、魔女の人形をもらいました。
これはもう、ハルツに行ってブロッケンに登れということでしょうか。ご縁があれば行くかもね。
そんな夫から晩ご飯の写真が送られてきました。
味噌ラーメン・・・
ドイツで何食ってんだと返事を出すと、「せっかく『ごちそうさまでした』と言ったのに、店員は誰も理解してくれなかった」とガッカリしてました。
そんなとこで日本人が働いてるわけないじゃん、アジア系移民の中で日本人はレアキャラなんだから。
アジア人の区別がついてないんだねえ。
もちろんアメリカの和食レストランのオーナーも店員たちもほぼ日本人以外のアジア人です。
ドイツで何食ってるとツッコミ入れた私ですが、実は私も、ドイツで食べたのはイタリア料理と中華料理だけだったという事実があるのであまり笑えません。
でも初めて行ったときは、ちゃんとドイツ料理のシュニッツェル(牛カツ)も、シュペッツレ(パスタ)も、シュバイネハクセ(豚のスネ肉)も、カレーヴルスト(ただのカレーがかかったホットドッグじゃんか)もいただきましたよ。
ちょっとお腹に重いし値段も高いので、何度も出張する夫はわざわざ食べようとは思わないんでしょうね。
今回も、お土産にドイツのコーヒー豆を頼みました。
観光客用のではなく、地元の人が普通に飲んでいる普通の豆を頼みました。
普通が一番、面白いです。