映画『ウェポンズ(武器)』のリー・クローニン監督の新作映画、「ザ・マミー 棺の中の少女」を観に行ってまいりました。
「ウェポンズ」と同じく、犠牲者の子供が加害者になる設定です(←予告編でわかる通り)。
「ザ・マミー 棺の中の少女」
予告編に出ているところまでのあらすじを書くと、映画はエジプトの広々した道をドライブする家族連れから始まります。
父親と子供たちは楽しそうに歌を歌っていますが、運転手のゴッツい母親だけ険しい顔で、「うるさい!」と怒鳴りつけて家族を黙らせます。
家についた一家は、飼っていた小鳥が死んでいることに気づきます。原因追及のため、母親は夫を伴ってなぜか地下室に降りていきます。そこには秘密があるのです。そこで起きたことがすべての不幸の始まりになります。
場面は変わって、エジプトに海外赴任中のアメリカ人家族の家。
父親はテレビ局勤務、母親は看護師、一男一女の幸せそうな家族です。幼い娘はガールスカウトに入っているのか、父親と一緒にモールス信号を練習しています。
そんなある日、父親がちょっと目を離したすきに娘が誘拐されてしまいます。エジプト警察に自作自演を疑われたり、とても辛い思いをしながら必死で探しますが、見つからないままアメリカへ帰国します。
ところが8年後、エジプトの警察から娘が見つかった連絡を受けます。(←これも予告編で流れるからねえ)
娘を迎えにエジプトに向かった夫婦は、医師から「覚悟して娘さんに会ってください」と言われます。やっと再会できた娘は、生きてはいるものの、言葉は話せず、無表情どころか顔そのものが恐ろしい鉄のようになっており、手足は捻じ曲がり、8年間どこかに閉じ込められていたことを思わせる姿に変わっていました。
そんな娘をアメリカに連れて帰り、家で養生させるところからホラーが始まるのです・・・
・・・
独断的かつ表面的な感想(ネタバレなし):気持ち悪いシーンが多い。映像がグロテスク。
必要以上に残虐だったり、痛そうだったり、虫が出てきたり、吐いていたり・・・
そういうシーンは「ウェポンズ」にもあったけど、あちらはせめて物語に必要でした。こちらは物語そのものには直接関係ない、観客を怖がらせるためだけ(若い観客向け?)のような気がしました。そういうのが苦手な人にはお勧めしません。
せっかく途中で歴史の教授に相談しに行ったり、エジプトの刑事が調査したりするんだから、ミステリーホラーというならそこをもっと深掘りして、歴史をからませたり謎解き要素を増やしたりすればもっと深みが出たと思います。個人的には最初に出てきたモールス信号の回収ももっとあっても良かったと思います。そうすれば観客もケイティーに感情移入できて、恐怖と悲惨さが増えた気がします。
それから、アメリカではどんなに感動的な映画でも余韻を楽しまず終わった瞬間に席を立つ人がほとんどなのですが(私調べ)、今回は珍しくエンドロールが始まっても座っている人が多めでした。私もそのうちの一人です。
エンドロールの音楽が一瞬止まったとき、席は立ったものの劇場から出ずドア付近や通路に立ちどまってスクリーンを見ていた人たちから「ほらね!」と喜びの声が上がりました。でもエンドロールの続きが流れたので、みんなガッカリしたように笑いながら出て行きました。やっぱりみんな私と同じく、まだ何かあると思っていたようです。
私もそこで席を立ったのですが、まだ座って待っている人も多かったです。最後まで待てば何かあったのかな?つまりまあ、そういう感じの終わり方です。いろいろ感想はありますが書くとネタバレになるので、以上が私の感想です。確かに怖い話なので、ミステリーと思わずスプラッターとしてなら楽しめると思います。
ポップコーンMサイズとソフトドリンク
以上、週末に観たホラー映画の感想でした。



