療養中、ネットフリックスやアマゾンプライムで映画やTVドラマをたくさん観ました。
選んだ基準は、「癒されそう・内容が明るそう・良い意味で軽そう・深く考えずに見られそう・俳優陣がいい」です。
この日記は、レビューというより、書いておかないとどんな話だったのか思い出せない・自分が見たことすら忘れるからという理由の忘備録なんですが、よろしければ参考になさっておくんなまし。
まずは「バーベキュー」というフランス映画。
次は、"A Passage to India"ー「インドへの道」
メリル・ストリープとロバート・デニーロの古い映画、Falling in Love(恋に落ちて)。
ケイティ・ホームズ主演の「The Secret: Dare to Dream」。
夫と死別したシングルマザー(ケイティ・ホームズ)は、魚市場で働きながら二人の子供たちを育てている。経済状態はひどく、家の雨漏りを直すこともできず、健康保険もない。魚市場の上司であり地元のレストランオーナーである裕福な彼氏はいるが、頼らずに一人で健闘している。死別した夫の母親(義母)とは今でも良い関係を保っている。
そんなある日、見知らぬ男性が主人公の家に封筒を持って訪れる。主人公が不在だったため、郵便受けに封筒を入れて立ち去る。
帰宅途中の主人公は、反抗的なティーンの娘と言い合いをしながら運転中、追突事故を起こしてしまう。相手はなんと、あの封筒を持ってきた男性だった。男性は主人公を責めることもせず、主人公の車を修理すると申し出る。嵐が訪れ、家がさらにダメージを受けてしまうが、男性は屋根を直したり、子供たちと遊んだり、かいがいしく主人公に尽くすのだった。あの封筒は嵐で飛ばされてしまったが、男性が封筒の存在を明かそうとしないのには、深い事情があったのだった・・・
ケイティ・ホームズの、疲れたシングルマザーの演技が素晴らしいです。ロマンスあり謎解きありで、最後までどうなるのかわかりません。そして何より、人生は結局「愛」なのだ、恋愛レベルの愛ではない、もっと大きな「愛」なのだ、とちょっと感動もある映画でした。
クリスティナ・アギュレラとシェール共演の「バーレスク」。
アイオワの貧しい生活から、歌手を夢見てロサンゼルスに出てきた主人公アリー。現実は厳しく、オーディションにはことごとく落ちる。オーディションに訪れたキャバレーでやっとのことで仕事にありつく。いつかキャバレーのステージに上がることを夢見ながら、ウェイトレスとして働くアリーは、オーナーのテス(シェール)に何度自分を売り込んでも認めてもらえない。
ある日、アリーが暮らすボロアパートに泥棒が入り、本当の一文無しになってしまいキャバレーのゲイの(と主人公が思っている)ボーイのアパートに転がり込むことになる。
そんな中、キャバレーは経済難。オーナーのテスは元夫とも一番人気の踊り子ともうまくいっていない。アリーは「口パクじゃなくて踊り子が本当に歌うのはどうかしら」とテスに売り込む。
感想:クリスティーナ・アギュレラの声は本当にすごい。あの小さな細い体から、まるでゴスペルの歌手のようなパワフルな歌声がしぼり出されるのだ!映画の中ではシェールの歌やアギュレラの歌がたっぷり聴けます。ただしバーレスク風の曲調ではない感じなのが残念。(バーレスクとは、高級キャバレーのショーダンスのこと)。クリスティーナのコンサートみたいになっています(映画の中では大喝采だけど)。
ちょっと雰囲気が似ていると思ったのはレネ・ゼルウィガーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ共演の映画「シカゴ」だけど、あちらは殺人事件がメイン、「バーレスク」は歌と夢がメインです。舞台がキャバレーなのにショービジネスの闇やエグいシーンは出てこないので、良い気分のまま見終われる映画でした。