婦人科に行ってきた・その7:術後 | チョコのめでたいブログ

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アメリカの田舎町に住むアラ還の日記である

こちらからの続きです。

 

ベッドのカラカラという音と共に目を覚ますと、カーテンで仕切られた準備室に戻ってきたところだった。

 

「私、もう終わったんですか?全部終わったんですか?」とうわ言のように繰り返していたのを覚えている。

 

看護師の「ええ、全部終わりましたよ("Yes, you are all done")」という優しい声。

 

夫によると1時間ぐらいかかったらしい。

 

 

今回のラパロは、おへそ下部分と、下腹部両側からだった。

 

左は前回、右が今回ラパロで穴をあけたとこ滝汗

 
(前回の左の卵巣のチョコレート嚢腫の治療では、左を治療するには右から器具を入れなくてはいけないとのことでおへそ下と右と恥骨の上だった)

 

 

血圧がかなり高かったらしく、看護師たちが麻酔医を探し始める。

 

しばらくすると別の看護師が「麻酔医が、『この患者はもとから血圧が高い状態でここに来た』と言ってる」と言いに来た(自分で言いに来いや)。

 

 

血圧が140ぐらいに下がった(?)ところで看護師に手伝ってもらいながら着替えて、車椅子に乗せてもらう。

 

夫はその間、手術棟の入り口に車を横付けしに、先に下に降りていった。

 

 

車椅子を押してくれている看護師と雑談をしながら手術棟の入り口まで行き、とくに手続きをすることもなく、「明日電話します」と言われて、お礼を言って病院を後にした。

 

 

家に到着して、すぐ特設療養スペースで寝る。

 

私の隣にピタリとついて寝るマイロ

たまにおなかに乗ろうとするのが怖い

 

夫が医師から説明された内容によると、

 

子宮内膜から小さなポリープ を2つ、左の卵巣からは小さなシスト(嚢腫)を2つ切除。

 

(30年近く前の)虫垂炎の癒着もついでに切除。

 

子宮内膜症は今回見られず。

 

シストは、これが卵巣の違和感や鈍痛につながっていたとは思えないほど小さかった

 

とのことだった。

 

 

私としては、卵巣から大きなシストを取り除けた、という報告を聞きたかったんだけどな〜。

 

でも、どんなに小さい石だって靴の中に入っていれば痛いわけで、シストならなおさら違和感あるんじゃないの?と思うことにする。

 

 

翌日、看護師から確認電話がかかってきて、トイレ(小)は普通に行けたこと、発熱も吐き気も嘔吐も、強い痛みも大量出血もないことを伝える。

 

 

 

・・・というわけで、これを書いている今は、術後5日目です。

 

重いものを持ったり激しい運動をしたりするのは一ヶ月ぐらい控えるらしいですが、ほぼ平常に戻りました。

 

小さいことだけど、術後、おかゆよりスープとパンが食べたかったので、これなら老後もアメリカで大丈夫かと安心。

 

 

療養中、いろいろな婦人科系の手術を受けた人のブログ(芸能人を含む)を読みあさっていたんだけど、なんかやっぱり日本のほうが丁寧だなあという印象です。

 

そのことはまたいつか書こうと思います。