京都二日目、珍しく朝6時半に起きて、7時半には出町柳行きのバスの車内に。昨夜はなかなか寝付けず、バスに乗りながら京都の街並みを眺める。曇り空。四条から河原町、そしてそのまま北上していく。前回京都に来た時は下鴨神社に行ったなー。出町柳駅で下車し、予定通り8:12鞍馬行きの叡電に乗る。
2両編成のかわいい電車。平日だから学生さんもちらほら。車窓からの景色はどんどん山深くなっていき30分ほどで鞍馬へ到着。こんなに近いなんて〜、もっともっと遠くて不便なところにあるのかとずっと思っていた。鞍馬寺、以前から気になってはいたけど、他に行きたいところがあるしなーと、なかなか参拝には至らなかった。ですが、今回ここは絶対に行くと決めていた。
大雨の予報だが、まだ雨は降っておらず、雨が降る前に鞍馬寺を目指したい。ケーブルカーは使うつもりはなく歩いて進みたいと思った。下の写真は仁王門。全体的に階段もゆるやかで舗装されていて綺麗、あっという間に由岐神社へ。立派な御神木を眺めながら、そのままどんどん上っていく。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240304/00/chocolat1235/01/4d/j/o0737108015408857409.jpg?caw=800)
中門を過ぎたあたりから、空気がガラッと変わった。山の上の方だし、耳鳴りと頭がぐるぐるするようなエネルギーの強いところに来た体感覚。そしてとてもワクワクした感じ。階段は多いけど、浅い階段なのでそんなに疲れない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240304/00/chocolat1235/c9/c0/j/o1080063615408857411.jpg?caw=800)
あっという間に本殿へ。凄い。
ここは今まで感じたことのないエネルギー。ここに宇宙人が降りてくるんだよと言われても、何も不思議ではなく、そうだろうなーと思うところ。磁場が非常に強く、どこか異空間?異次元への入口。
そしてここから貴船神社へ続く、鞍馬山へ入山。奈良の三輪山登拝を思い出し、杖もお借りして準備万端も、入山して数分で雨の洗礼。最初はダウンコートのフードを被って歩いていたけど、次第に本降りになってきた。傘をさしながら一歩一歩、歩く。もしかして雪が残っているかも?と思っていたから、雪山温泉に行くときのノースフェイスの撥水ブーツを履いてきて正解だった。歩きながら前世でここ、来てるなぁと感じた。知ってる道。
歩いていると山や木々、ここにある全ての自然が御神体というのがはっきりと分かった。倒木した大きな木にも神が宿っていたし、そこかしこに神様が。気安くカメラなんて向けられない荘厳な空気。唯一、木の根道だけ写した。生きてる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240304/00/chocolat1235/5a/39/j/o0666108015408857417.jpg?caw=800)
ここから先は更にエネルギーが強くなっていった。大雨で案内図やガイドブックもしっかり見ることができず、とにかく歩いて歩いて、この空間を感じていた。なぜか身体が全く疲れない。軽くなっていく。後で調べてみると魔王殿のあたりが一番強かったように思う。ここはわたしにはちょっと怖いくらいのエネルギー、手を合わせてすぐに後にした。その後は山をどんどん下っていく。冬で枯れている木も多かったが、ところどころに春の息吹も感じられた。下りながら、あ、ここで結界抜けたな〜という場所があり、そのうち川の音が聞こえてきて、下を見ると貴船川が見え、外界に戻ってきたなーと感じた。
山中では貴船口から入山してきた男性一名とすれ違ったが、今まで不思議なエネルギーの中、歩いていたから、一瞬、本当に人間かしら??天狗??山伏??と思考が膨らんだが(笑)こんにちはーと挨拶してくれて人間でした!下の写真の西門から出て、貴船神社へ向かいます。鞍馬だけで長くなってしまったので、続きはまた後日にしまーす。