京都 鞍馬寺 | 空と風とわたしのノート☆

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バセドウ病6年半で自ら断薬。自分と向き合うこと、食事療法や漢方、手当て療法を経て6年後ようやく基準値に。現在は心理カウンセラーを目指し勉強中。大切なことは全て自分の中にある。自分を大切に心地よく生きる♪

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京都二日目、珍しく朝6時半に起きて、7時半には出町柳行きのバスの車内に。昨夜はなかなか寝付けず、バスに乗りながら京都の街並みを眺める。曇り空。四条から河原町、そしてそのまま北上していく。前回京都に来た時は下鴨神社に行ったなー。出町柳駅で下車し、予定通り8:12鞍馬行きの叡電に乗る。


2両編成のかわいい電車。平日だから学生さんもちらほら。車窓からの景色はどんどん山深くなっていき30分ほどで鞍馬へ到着。こんなに近いなんて〜、もっともっと遠くて不便なところにあるのかとずっと思っていた。鞍馬寺、以前から気になってはいたけど、他に行きたいところがあるしなーと、なかなか参拝には至らなかった。ですが、今回ここは絶対に行くと決めていた。

大雨の予報だが、まだ雨は降っておらず、雨が降る前に鞍馬寺を目指したい。ケーブルカーは使うつもりはなく歩いて進みたいと思った。下の写真は仁王門。全体的に階段もゆるやかで舗装されていて綺麗、あっという間に由岐神社へ。立派な御神木を眺めながら、そのままどんどん上っていく。
中門を過ぎたあたりから、空気がガラッと変わった。山の上の方だし、耳鳴りと頭がぐるぐるするようなエネルギーの強いところに来た体感覚。そしてとてもワクワクした感じ。階段は多いけど、浅い階段なのでそんなに疲れない。
あっという間に本殿へ。凄い。
ここは今まで感じたことのないエネルギー。ここに宇宙人が降りてくるんだよと言われても、何も不思議ではなく、そうだろうなーと思うところ。磁場が非常に強く、どこか異空間?異次元への入口。
本堂と有名な星曼荼羅の金剛床、反対側には石があり、こちらも何だか非常に強い。正面の山は比叡山だそうで、、何だろう?不思議なエネルギースポット。午前中で人も殆どおらず澄んだ空気、聖域。この強いエネルギーと相反するように本堂の中は穏やかで、懐かしいような慈悲に溢れた空間。ご本尊は千手観音菩薩と毘沙門天王、護法魔王尊の三身一体 尊天。ここに来ることができた感謝の気持ちで胸がいっぱいになる。ゆっくりゆっくりお参りをして、御朱印をいただく。

そしてここから貴船神社へ続く、鞍馬山へ入山。奈良の三輪山登拝を思い出し、杖もお借りして準備万端も、入山して数分で雨の洗礼。最初はダウンコートのフードを被って歩いていたけど、次第に本降りになってきた。傘をさしながら一歩一歩、歩く。もしかして雪が残っているかも?と思っていたから、雪山温泉に行くときのノースフェイスの撥水ブーツを履いてきて正解だった。歩きながら前世でここ、来てるなぁと感じた。知ってる道。

歩いていると山や木々、ここにある全ての自然が御神体というのがはっきりと分かった。倒木した大きな木にも神が宿っていたし、そこかしこに神様が。気安くカメラなんて向けられない荘厳な空気。唯一、木の根道だけ写した。生きてる。
ここから先は更にエネルギーが強くなっていった。大雨で案内図やガイドブックもしっかり見ることができず、とにかく歩いて歩いて、この空間を感じていた。なぜか身体が全く疲れない。軽くなっていく。後で調べてみると魔王殿のあたりが一番強かったように思う。ここはわたしにはちょっと怖いくらいのエネルギー、手を合わせてすぐに後にした。その後は山をどんどん下っていく。冬で枯れている木も多かったが、ところどころに春の息吹も感じられた。下りながら、あ、ここで結界抜けたな〜という場所があり、そのうち川の音が聞こえてきて、下を見ると貴船川が見え、外界に戻ってきたなーと感じた。

山中では貴船口から入山してきた男性一名とすれ違ったが、今まで不思議なエネルギーの中、歩いていたから、一瞬、本当に人間かしら??天狗??山伏??と思考が膨らんだが(笑)こんにちはーと挨拶してくれて人間でした!下の写真の西門から出て、貴船神社へ向かいます。鞍馬だけで長くなってしまったので、続きはまた後日にしまーす。