発達障害グレーゾーン | 空と風とわたしのノート☆

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バセドウ病6年半で自ら断薬。自分と向き合うこと、食事療法や漢方、手当て療法を経て6年後ようやく基準値に。現在は心理カウンセラーを目指し勉強中。大切なことは全て自分の中にある。自分を大切に心地よく生きる♪

バセドウ病に関してはテーマ・バセドウ病からどうぞ。

小学5年生になって、姪のADHDというかASD傾向が顕著にでてきた。元々、注意欠陥や多動なところはあった。けど、ここにきて姪は人の気持ちに鈍感で周りの人の視線や気持ちに対して理解を示すことが難しいように見える。要はコミュニケーションに問題ありなのだ。


母親や周りの人が自分のことを心配しているとか、これ以上言ったら怒られるなとか、まずいなというのが分からない。対話をしていても一方通行で、怒られてもしぶとく何時間も自分の要求を貫き通す。平気で「じーじが死んだら、じーじの携帯貰おーう、ラッキー」とじーじの前でポロッと言ったり、些細なことがきっかけでお人形が欲しいと言い出したときも、わたしや妹がお誕生日に洋服をプレゼントしたことをもちだし「わたしは洋服が欲しかったんじゃない、お人形が欲しかったのに、、だからお人形を買って買って買ってーーーーー!!!!!!」と数時間泣き叫び、説得する。この物に対する執着、エネルギーは凄まじい。言語能力が長けているので、延々とこちらがYESと言うまで粘って説得してくる。学校でも自分の話しだけして、お友達の話を聞かなかったりするのでトラブルが発生する。そりゃそうだ。


と思えば、クラスのみんながサクッとできることがすぐに理解できずに混乱したり。発達障害はミックスジュースって言うだけあって発達性協調運動障害・DCDもあるようでとにかく不器用。クラスで1人だけ針に糸が通せなかったり、笛が上手く吹けなかったり。完璧主義な分、出来ないことへの悔しさ、悲しさも重なり、フラストレーションが溜まって、思い出しては家で大泣きしたり、怒鳴り散らして暴れたり。感覚過敏もあるため、とにかく学校はうるさいしストレスが溜まるという。真面目なので今のところ通っているが。学校でのストレスや出来ないことに対するストレスが家で暴れる要因でもあるのだろう。


結局、正論で叱っても理解できないから「なんでわたしが悪いんだよー」と怒り狂って物にあたり、クッションを投げ散らかし、床に物が散乱してもお構いなし。止めに行くと大声で泣き叫び暴れる。一度スイッチが入るとてんかん発作でも起こしそうな勢いで暴れ、嵐のようなエネルギーで、周りはほとほと疲れ果て、時間が過ぎ去るのを待つ。言い聞かせても通じないし、怒って黙らせたとしても、その後の反撃が凄まじく、ここが病理の為せる技だと感じる。要求に応じたり、ちょっと気を反らすことに成功し、いつもの姪に戻ったときにはケロッとしている。まるで悪魔が乗り移ったのかと思うことも。本人も辛いだろうけど周りも辛い。


こういうことは妹(ママ)が休みで家にいる土日に起こる。ママがいない間はおとなしく勉強して、You Tubeみたり、ゲームしたり、癇癪も起こさず良い子なのだ。お外でもとても控えめ、にこやかに挨拶をする。ジキルとハイドみたいだ。あの暴れっぷりをみているとお薬反対派のわたしも、これは飲ませた方がいいのか、、と思ったり。


心のことを10年ちかく勉強しているけど、こんな子供の前では無力だ。妹と母はよく頑張ってるなーと思う。境界線も大事だし、自分のケアも大切。姪は姪で暴れているというより、自分の主張を貫き通しているわけで、彼女なりの見方、それが病的な世界でも、解釈は人それぞれ。まぁあれだけ自己主張ができることは最近の子供にしては珍しいのだろうけどね。。年齢よりも幼くて、お人形やバービーが大好き。こだわりが凄い!記録のために時々ここに書いていこう。