9月読書ノート | 空と風とわたしのノート☆

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バセドウ病6年半で自ら断薬。自分と向き合うこと、食事療法や漢方、手当て療法を経て6年後ようやく基準値に。現在は心理カウンセラーを目指し勉強中。大切なことは全て自分の中にある。自分を大切に心地よく生きる♪

バセドウ病に関してはテーマ・バセドウ病からどうぞ。

9月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:386
ナイス数:0

愛の旅人―詩人ルーミーに魅せられて愛の旅人―詩人ルーミーに魅せられて
読了日:09月13日 著者:ロジャー フーズデン
その生きづらさ、発達性トラウマ? ポリヴェーガル理論で考える解放のヒントその生きづらさ、発達性トラウマ? ポリヴェーガル理論で考える解放のヒント
読了日:09月08日 著者:花丘 ちぐさ

どちらもとても良い本だった。

花丘ちぐささんの本は何冊か読みましたが、これはとてもわかりやすかった。

今、現在育児されている方は読んでおいたら良いだろうなぁと思いました。言葉の暴力もトラウマになるし、その後の人生に大きく関わってくるから。


ルーミーの本はどのページも優しさに溢れていて、美しい文体で心を穏やかにしてくれた。


本文より、、

根源の静けさはどこであろうと生きとし生けるものの中に存在している。その静寂はこの花は自分のものだけどゴキブリは違うとか言って、選り好みしたりはしない。真の聖母様はわたしたちの願望や欲望も含めて丸ごと全てを包み込んでくれる。もしあらゆるものの中にそのお姿を見るなら、何をしていてもどこにいても彼女のもとへ導かれるようになる。


探せばいつでも呼吸はそこにあって、いのちの力を体いっぱいに吹き込んでくれるんだからね。いのちは分けへだてなく、なんと慈悲深いことか。息を吐き出すときに、言葉やあるフレーズをつぶやく者もいる。たとえばイエス様の名前。ダルヴィーシュ達だったら、アッラーだろう。なかにはああ!としか言わずに、息の出入りが自分をいのちで満たしていくのを感じるだけの者もいる。祈りで大切なのは言葉じゃない。自分を生かしてくれている存在に感謝すること。そうすればどんなことで気分が高揚しようと打ちのめされようと、それはすべて呼吸に抱かれて起こるようになる。これが見守り、祈るということだ。


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