発達障害 | 空と風とわたしのノート☆

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バセドウ病6年半で自ら断薬。自分と向き合うこと、食事療法や漢方、手当て療法を経て6年後ようやく基準値に。現在は心理カウンセラーを目指し勉強中。大切なことは全て自分の中にある。自分を大切に心地よく生きる♪

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発達障害といっても幅広く、わたしが子供のころはそんな名前もなく、今思えば中学校のクラスメイトに明らかに音読が下手な子(文書を区切るポイントがわからなくて続けて読んだりして)変なやつとか、あいつバカじゃない?と言われてた子がいたなぁと思い出す。今だったら、それが発達障害の一種の学習障害だとわかっている。

どちらかというと注意欠如・多動症のADHDや自閉症スペクトラム症ASDが有名だが、知能は標準かそれ以上だけど、読み、書き、計算など学習に必要な機能の一部に障害がある限局性学習障害など発達障害といってもさまざまで、同一人物に複数の発達障害が併存していることが多い。これらは脳の中枢神経系の機能障害が原因で人口の1割に及ぶ。

今、学んでいる放送大学の「精神疾患とその治療」の発達障害の章には、、発達の凹凸とは生まれもった能力の遅れとアンバランスであり、これ自体には優劣はない。人が社会で生きていくには視覚、聴覚、触角、味覚、臭覚、運動力、会話力、理解力、注意力、集中力、段取り力、思考力、学習力、社会力、忖度力など、数多くの能力が必要になる。これらの能力の発達に大きな凸凹があって、毎日の生活の中で何らかの問題を抱えている不適応状態が発達障害であると記されている。

わたしの姪は感覚過敏やこだわりが強く、気に食わないことが起こると怒り出して手に負えなくなる。そのエネルギーは凄まじく、わたしも子供のころは相当ひどかったけど、ここまで言われたら我慢して謝るよねという基準がどこかにいっていて(多分、考えられないんだろうね)パニックになり破壊する。ただの癇癪にしては度を超えているように見えるため、ここ数年ちょっと発達障害っぽいなと家族で気にしているところです。最近はディスレクシア・読字障害もありそうで、わたしも発達障害について勉強中。

これまで心理カウンセリングや心について学んできただけに、家族のエネルギーを一番弱い立場の姪が受けてしまっているのか?など考えたりもしたけど、やっぱり発達障害としてみた方がしっくりくるような気がしている。要は不調とか不具合といった意味合いのdisorder。姪はまだ小学3年生だけど、このまま成長していくにつれ、世の中は競争社会だし、自分と他者を比較していくようになるため自信喪失や自己肯定感が低くなる可能性も否めないため、そうならないように周りが理解し、本人が生活をしていきやすいように工夫していくことが大切だと思っている。

発達障害としてカテゴライズするのはどうかな?と思っていたけど、学習障害に至っては認知されていない方も多く、できないのは子供が怠けているせいだ!と怒られ、自信をなくしてしまうループは回避したいし、親もなぜうちの子は…と悩んでいる方も多いようなので、こういう障害もあるんだと知ることは大切。特に子供と接する職業、教師や塾の講師、スポーツ関係のインストラクターまで幅広い方が知って、理解していく必要があるだろう。わたしも姪の対応をもう少し見直して、ボタンを押さないように工夫していかないとー。凸凹があってもなくても、かわいい姪であることは変わりなくて、要はスイッチが入ったときに、どう回避しどうしたら心地よく過ごせるかだけなんだよね。スイッチが入らないようにする方法も探っていきたい。良いところもたくさんあるしね!